掣肘
せいちゅう
《名・ス他》そばから、あれこれと干渉して、自由に行動させないこと
「日本学術会議はもちろん国の機関ではありますが、その使命達成のためには、時々の政治的便宜のための
掣肘
(せいちゅう)(干渉、制約といった意味)を受けることのないよう高度の自主性が与えられておるのであります」。1949年、日本学術会議の発会式で当時の吉田茂首相はこう祝辞を述べた。