190824 第56回恂恂会読書会 / 東野圭吾「手紙」
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今回の読書会・チューター・弁護士のM先生が選んだテキストは東野圭吾・「手紙」
弟の進学資金を得るために強盗に入り殺人を起こした兄。弟の元に、獄中から月に一度、手紙が届く。進学・就職・恋愛を経験するごとに味わう「強盗殺人犯の弟」という社会の壁。
弟を支える由美子、バンドの寺島や就職先の電気会社の社長の登場と言葉が、再生への希望になっていくんだけれど、答えは出ません。
解説・井上夢人より引用
重い話である。
この小説が周到であるのは、告発する相手を我々読者自身に向けていることだ。作者は、物語の至るところに鏡を用意して待っている。読者派、ギクリとしながら。鏡の中で立ち尽くしている自分を見せつけられることになる。
お仕事柄論点を整理することに手慣れたM先生の要点整理のおかげで、ストーリーの再確認と読み落としていた点にも気づきました。
次回は、11月30日・チューターは私です。M先生の次だから役が重いな!
その前に、9月30日に天王寺界隈散策ツアーがあります。
5時に地下鉄「動物園前駅」に集合して、山谷・飛田新地を散策してアポロビルの「魚市」で食事の予定です。前回のテキスト「落ち葉の炎」に出てきた風景が今は大きく変容しつつあるそうなので楽しみです。