自分が詳しくない分野の入門書の選び方を教えてください
質問
自分が詳しくない分野の入門書の選び方を教えてください。難しい説明を煙に巻くもの、専門的な内容を単に希釈しただけのものを、よくつかまされます。 時間とお財布の都合で読むのに時間のかかりそうな本や高価な本を避けて、主に文庫とか新書を読むことが多いのですが、いざ本屋に行くとあまりの冊数を前に、何を買ってよいか(どれも読みたくて選べない)いつも非常に悩みます。 なので、できれば読書猿さんに月一程度、おすすめの文庫本や新書をツイートしてもらえるとうれしいです。
解答
鉄板なのは子供の本を探すことです。分かるように書かれているだけでなく、間違ったことを書くと教育熱心な方からクレームがつくので信頼性も高い。児童書コーナーが分かれた図書館でなら同じ分類で探せます。 ただ入門書を書くのは本当に難しいことです。玄人にとって当たり前のことを一から説明し直すために全領域を組み立て直すのは、当該分野の知識の幅と深さが相当必要です。まっとうな入門書は奇跡です。教え合い寿ぎましょう。
入門書を探すコツ2:確立された分野なら、最初からちゃんとした教科書を探す。 本当の意味でのTextbookは入門書+解題付き文献リスト+用語集(辞書)なので、結局もとが取れる。ページ数の制限がある入門書より分かりやすく書ける(可能性がある)。