どうしても勉強に取り掛かることができず、激しい自己嫌悪に襲われています
質問
こんにちは。初めまして。
自分はいま受験生なのですが、どうしても勉強に取り掛かることができず、激しい自己嫌悪に襲われています。 周囲から、怠けているとか真摯に自分の人生を生きようとしていないとか叱られ(発破をかけられ)ますが、それでも中々取りかかれません。 自分は勉強ができる自分に成りたかったのですが、怠惰な自分に負けて、挫けてしまいそうです。
この小さな、しかし大切な、作業(勉強)の最初の一歩を踏み出すためには、どうしたらいいでしょうか。
解答
この場合、問題は、本人のやる気が足りないからではなく、ありすぎることによる悪循環から生じています。 勉強へ向かう気持ちが強すぎて、現実的に可能などんな勉強もその気持ちを満足させられないほどになっているのですが、本人は自分の勉強がうまくいかないのは、まだまだ気持ちが足りないからと信じて、ますます実行できることと、高まった気持ちのギャップが大きくなり、動けなくなるわけです。
机に座ってノートと参考書か問題集を広げてたらこうして下さい。筆記具を持ってノートに縦に線を引いて下さい。13本か17本がいいでしょう。線を引く間は参考書、問題集を見てはいけません。ちらりとでも見たら、ノートのページをかえてやり直しです。
時間は2分間は必要ですが、どうしても途中でつらくなったら1分でやめても構いません。
線を引き終えたら、手を膝の上に置き、あと5分間参考書も問題集も見ずに、ノートに書いた線を見つめて下さい。ちょっとでも問題集、参考書の方を見たらペナルティです。
一旦机を離れて、床の上にノートを置いて、そこで最低5分間勉強して下さい。効果出るまでは時間がかかります。最低でも一週間はこうして下さい。
もう一つの方法は、次のものです。一科目につき、勉強していい時間は一日に5分未満とします。10秒でも4分59秒でも(もちろん0秒でも)構いませんが、5分はダメです。タイマーを使って下さい。ただし5分未満でやめるとストレスがひど過ぎる場合は、一回だけ延長を認めます。
延長する場合もタイマーを使って、5分未満となるようにして下さい。