「習慣化するためにはスモールステップで行う」とよく言われます
質問
「習慣化するためにはスモールステップで行う」とよく言われます。
私も読書を習慣化したくて『一日数ページだけでも読む』と決めて実行していますが、これだと一冊の本を読み終えるのに時間がかかってしまい、結局読み終わらずに飽きて止めるということを繰り返してます。
「スモールステップで小さな達成感を得よう」とも聞きますが、正直あまり達成感も得られていません。
小さなことから実行する、という方向性は間違ってないと思うのですが、それでも継続できない場合どういった対処法があるでしょうか?
回答
すみません。一行目から大間違いです。
スモールステップは、困難すぎると感じて取り掛かれない事柄に着手するためのもので、習慣化の手法ではありません。
もちろん着手しないと習慣化もなにもないので(着手は習慣化の前提です)、そのせいで混乱されたのだと思います。
またスモールステップは、大きな作業をすぐに達成できる簡易な作業に分割することで、ただ一回の取組量を小さくすればいいものでもありません。
マシュマロに書かれているのは、ご飯を食べたくない人に「よし、米をひと粒ずつ食え」と指示するようなものです。
更に言うと、読書自体を目的にしても楽しみは少ないと思います。楽しくないことを続けるのは誰でも簡単ではないので、習慣的に読書する人になるには「読書を習慣化する」を目標にしない方がいいです。
おすすめは
まずは読みたい本、そして飽きない本と出会うこと、
読む本が決まったら、SNSでもいいので、読み始めたことを告知し、読んだらページ数などを報告することです。