耳で聞いた情報を素早く理解するためのトレーニング方法としてどのようなものがあるか
質問
大学学部3年生の者ですが、困っていることがあります。
3年生ということもあり大学の研究室に出入りするようになったのですが、そうするとゼミがあったり、実験器具の使用法、実験のプロトコルを教わったりします。しかし、私はそれらの飲み込みが極端に遅いということに気がつきました。
何故だろうか?と考えた結果、自分で取ったメモの情報が断片的で後から見返しても何も分からないということが原因だと気が付きました。
それではもっと詳細にメモを取ろうと心がけたのですが、それを実行しようとしようとした所であることに気がつきました。というのも、私は「メモを取るのがヘタクソ、というよりはそもそも耳から得た情報を脳内で整理できていないためアウトプットもできず、その結果、ほんのわずかに拾った単語だけをメモとして書き残していた。」ということです。(もっとも世間ではそれをメモを取るのがヘタクソというのかも知れませんが。)
このことに気がついてから、過去の自分を振り返って思い当たる点がいくつもありました。今まで小中高で受けていた授業でも、(自分では真面目に聞いているつもりでしたが)そういえば先生の丁寧な板書や教科書の記述を読んで初めて理解していたこと、小学校国語の「話すこと・聞くこと」のテストの点数だけ極端に低かったこと、他の科目は高順位なのに英語のリスニングだけは毎回学年最下位近くだったこと、漫画ではストーリーが追えるのに映画やアニメでは訳が分からなくなること…
なまじ真面目そうな態度だけは取っていたり、書いてあることなら容易に理解できるため、今までこの弱点に気づかず誰かから指摘されることもありませんでした。
読者猿先生にお尋ねしたいことと致しましては、耳で聞いた情報を素早く理解するためのトレーニング方法としてどのようなものがあるか、ということになります。
拙い文章を長々と読ませてしまい申し訳ありませんが、回答をいただけると幸いです。
解答
「聴覚情報処理障害」という言葉をご存知でしょうか。私は医者でないので診断などはできませんが、このキーワードはあなたが必要な情報を手に入れる役に立つかもしれません。
ネットで読める簡単な情報源として
NHKラジオ・読むらじる。
聞こえているけど聞き取れない「聴覚情報処理障害」
京都市聴覚言語障害センターのページ
書籍には