海外で文献を探す方法について相談させてください
質問
こんにちは。海外で文献を探す方法について相談させてください。これから留学でフランス・パリに行くのですが、当地で日本語の本を探したり精査したりする方法はあるでしょうか。特に、自分のバックグラウンドと少し異なる分野の勉強をしに行く(経済学→政治学)ので、入門書にあたる書籍(例えば「やわらかアカデミズム」シリーズ)をざざっと参照したくなることが多くなると思うのですが、いちいち日本から取り寄せたりするのもコストがかかるなと悩んでいます。読書猿さんの「大全」やブログをいろいろと拝読しましたが、いまのところ、
・自分の問題意識に該当する書籍や該当箇所がある程度はっきりわかっていれば日本の図書館のレファレンスサービス経由で資料を共有していただく、
・webcatなどで目次をあたる、
くらいしか心当たりがなく、もしもなにかいい方法がありましたらぜひご教示ください。
いつも応援しております。
解答
いくつか方法があります。
電子図書館(Maruzen eBook Library、KinoDenなど)へリモートアクセスや電子書籍を購入する等「どこでもできること」以外についていくつか上げてみます。
パリの公共図書館で日本語の本を集めているのは、次の記事によると1区にあるカノピー・ラ・フォンテーヌ メディア図書館(Médiathèque de la Canopée La fontaine)のようです。
日本研究が行われている大学(例えばパリ大学(Université Paris)、パリ第七大学(Université Paris Diderot)、ソルボンヌ大学(Université Paris-Sorbonne))の図書館は日本語書籍を蔵書しています。
パリで日本語書籍を取り扱っている書店についてはこちらを。日本でおなじみのジュンク堂やブックオフもあります。