国際関係論に関して、比較的新しめで高校生や中学生でも読んでいけるような本はありませんか?
質問
現在大学一年の者です。
必修として国際関係論の講義を受けています。高校時代は世界史選択ではなかったため、課題や授業についていくのが難しいです。
国際関係論に関して、比較的新しめで高校生や中学生でも読んでいけるような本はありませんか?国際政治や世界史にも明るくないのでそういう関連の本でもありがたいです。
解答
以下、4冊の書籍をおすすめします。
まず国際関係についての本として、原康著『国際関係がわかる本』(岩波ジュニア新書)。この本では、国際関係の基本概念や歴史をわかりやすく解説しており、高校生や中学生でも読み進められる内容です。 国際政治については、村田晃司ら著『国際政治学をつかむ』(有斐閣)。この本は、国際政治の様々な側面を理解するための基本的な知識や考え方を紹介する教科書として素晴らしいだけではなく、自分の興味が持てそうな分野を教えてくれる一冊になると思います。 世界史に関連する本として、一冊ものとしては、大阪大学歴史教育研究会編『市民のための世界史』(大阪大学出版会)がおすすめです。この本では、新しい世界史の見方とともに、概要を解説しており、国際関係論の背景知識を身につけるのに役立ちます。固有名詞を増やしすぎずコンパクトにまとめてあるところも好印象です。 最後に、川北稔・桃木至朗監修『世界史図説タペストリー』(帝国書院)を手元に置くことをおすすめします。この本は、世界各地の歴史を豊富なイラストや地図を使って解説しており、視覚的に理解しやすくなっています。国際関係論や国際政治を学ぶ際も、何度も立ち戻ると役立ちます。