アウトプットの習慣が中々つきません
質問
アウトプットの習慣が中々つきません。
しなければ忘れるのは分かっているのですが、「読む→書かない→忘れる」を無限に繰り返してしまいます。
どのように対策すれば上手くメモをし記憶を定着させられるでしょうか
解答
この短いマシュマロの中にご指摘したい問題がたくさんあるのですが、一つだけ。
「読む」と「書く」がいろんな意味で「分離」しているのではないでしょうか。
時間の分離:読むことと書くことが時間的に離れている。たとえば読み終えてから書こうとしている。
空間の分離:読む対象(例えば書籍)と書く対象(例えばノート)が別物。
理解の分離:「読む」と「書く」を別物、たとえば読む=インプット、書く=アウトプットだと考えている。
これらは、「アウトプット」なるものが何を指すのかは不明ですが、読むこととは別の何かとして習慣化しようとしておられるところから推察されます。
訓練した人なら別ですが、読んだものについて後から思い出そうとしても、多くの人はうまくできません。
つまり習慣化できないときは、実は習慣化以前の段階で躓いていることが多いのです。
なので解決は分離しないこと、読みながら書き/書きながら読むことです。
たとえば自分で注釈した本は血肉となり、とても忘れにくくなります。
あるいはせめて読書中にメモを取ること。
見返すことはあまりなくても、それだけで記憶の定着率は激変します。内容がただ脳を通過するだけでなく、何を残すべきかを判断しながら読むことになるからです。