つましく暮らす友人は、“好き”を仕事にしなかった -コラム
https://gyazo.com/3ca77f3259087fa0fe0d731fbc317596
--
帰宅中に、ふと彼女のインスタを検索してみた。インスタグラマーを目指していたときの投稿は削除されていたけれど、自身の作品が投稿されていた。土が焼かれて灰白色になったそれは、形や質感、あり方、その全てから彼女らしさを感じた。多くの人を驚かせるような派手なものではない。質素であり、同時に自然な形をしていた。まさにそれは、彼女の姿だった。
働くことには大なり小なり、妥協や退屈が含まれる。しかし、自由に生きていくためには、好きなことを続けるためには、それらを肯定しなければいけない。偉くなくても、お金をあまり稼いでいなくても、別にいいのだ。自然である自身を肯定することで、本当の自由がわかるのだ。
--