ムホホキングダム
ムホホキングダム(英: Muhoho Kingdom)とは、架空の国家である。
国の成立
ムホホキングダムの成立には様々な説が唱えられているが、どのような国家に所属する人民であっても「ムホホ」と衝動的に叫ぶことで建国されるとの説が最も有力とされている (誰によって?)。 一般的には叫んだ本人が統治する国家となり、領土はその自宅、国民は本人やムホホの対象となった存在を位置づける事が多い。(*1)
ただし既存の国家の領土上に建国されるため、声を利用した事実上の侵略ともいえ、国際社会からは国家として認められていない。また、国民のうちムホホの対象となる存在は自らの知り得ないところで国民にさせられてしまっているため、人権上の問題が指摘されている。(*1) (それはそう)
国歌
ムホホホホ ホホムホムホホ ホホムホホ
音数、語彙、文字数が非常に少ないながら、建国に至った経緯や国家の文化が描かれており、ひいてはムホホ文化への愛が込められているとの見方もある。
社会的な解釈だけでなく、イントネーションの流れや音の響きが心地よく、またわずかにアシンメトリーなことで感情のタイムラインを描くことで歌唱時に感情が乗りやすく構成されている。
これらの観点から、ミニマリズムの代表的な作品として国際的に評価が高い。(*2)
国花
憲法によれば『国民がムホホと叫べる花こそが我が国を表す国花である』とされており、特定の花は定義されていない。
解放宣言
1137年に『ムホホキングダム解放宣言』が行われた。ムホホは人民のものであり、歴史に囚われたり、権力に管理されるべきではない、という旨を含んだものである。
これ以降、政ムホホ分離やムホホリベラリズムといった政治的なアプローチから、ムホホ主義、プログレッシブムホホといったムホホ表現が発展していった。対抗するようにエモ主義などが発達し、現代へ続く文化の動力源としても意味を持っている。
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*1 おれ『ムホホキングダムの憂慮すべき問題たち』2023年 萌え出版 p37
*2 Minimalism Prize 2017: Best of Song award, Minimalism Prize: Historic writing