確認と改善の哲学
確認って、かなり重要な概念だよな~とか思って、タイトルに「確認」を含む本を探したのですが、あまり見つかりません。
こういうのはありました。
検査員が明かす 建築確認の誤解〔増補改訂版〕 | 日経BOOKプラス
で、新宿の紀伊国屋本店で、安全工学とかのコーナーに行って、索引で「確認」が立項されている本を探したのですが、手に取った範囲ではありませんでした。 確認が重要な概念というのは、日々ほぼすべての人は確認行動を取りながら生活しているからです。
時間の確認
移動中の信号の確認
信号だけでなく、移動中に危険が迫ってないかの確認
仕事でミスがないかの確認
相手の意図の確認
料理するときのレシピの確認、冷蔵庫の在庫の確認、味の確認
買い物するときの、価格の確認
テストを受けてるときに、ポカミスしてないかの確認
外出前の持ち物の確認
旅行に行くときのバッグの確認
指さし確認
仕事探し中の労働条件の確認
知らない言葉の確認
本を買うときに、中身の確認
天気の確認
家を選ぶときに、地盤の確認
家の鍵を閉めたかどうかの確認
などなど
確認で何をしているかというと、あるべき状態との差分の検出です
普通状態であるべき状態があって、それより悪い状態になっていないかどうかを検出するのが確認です
何かマイナスが発生していないかを検出することです
マイナスを検出して普通に戻すのが確認です
今が普通の状態で、もっとよい状態(理想)との差分を検出するのは改善とか問題発見です
図みたいにすると以下のようになる
より悪い状態 ←【確認】→ 普通の状態 ←【改善】→ より良い状態
確認も改善も、想像力が必要だと思います
この視点からトヨタを分析すると面白いかも
社会の構成員が確認するのをやめると、社会は大混乱です
上の例示で確認しなかったらどうなるか想像してみてください
確認不足で起きた事故は枚挙に暇がないと思いますが、確認過剰で起きた事故は、比較するとだいぶ少ないのではないかと推測します。
というように確認は大事なので、だれか確認をテーマにした本を書いてください
補足
売上確認
ゴミ出しカレンダーの確認
テスト範囲の確認
とかはマイナスの検出とはちょっと違うかも
こういう本もある
アナタはなぜチェックリストを使わないのか?【ミスを最大限に減らしベストの決断力を持つ!】 アトゥール ガワンデ (著), 吉田 竜 (翻訳)
単行本 – 2011/6/18
こういう記事もある
意識しだいで効果が変わる!?指さし確認でヒューマンエラーを軽減|ものづくりの現場トピックス | キーエンス
この本も関連あるかな
現場からオフィスまで、全社で展開する トヨタの自工程完結―――リーダーになる人の仕事の進め方 佐々木 眞一 (著)
単行本(ソフトカバー) – 2015/11/13
入門テキスト 安全学 向殿 政男 (著)
単行本 – 2016/3/18
失敗のメカニズム 忘れ物から巨大事故まで (角川ソフィア文庫) 芳賀 繁 (著)
文庫 – 2003/7/25