宅配ボックスの代わりとしてのメーターボックス置き配
この文章は置き配が一般化する前に書いた記事です。配達品の紛失などは、現在では保証を受けられることが多いと思います。
最近宅配業界が大変というニュースをよく見ます。
不在が多くて荷物が受け取れないことが大きな原因のようです。
無駄足になるのは本当に気の毒だな、と思います。
私はかなり頻繁に通販を使います。ほとんどAmazonですが、最近はヨドバシも増えてきました。
10数年前から、受取にはメーターボックスを宅配ボックスとして使っています。
ドアに荷物はメーターボックスに入れてくださいと張り紙をしています。
荷物が大きくてメーターボックスに入らないときはメーターボックスの前に置いてください、と書いています。
在宅してる時もメーターボックスに入れてもらいます。基本的に宅配の配達員の方とは会いません。
また、メーターボックスの中に、荷物は水道管の上ではなく、底部のコンクリートの上に置いてくださいと別のメッセージを置いています。
10数年前からと書きましたが、最初に置き配をしてもらったのは、amazon上陸の西暦2000年くらいの時です。
その時の置き配は単発で、あまり継続はせずにそれ以降は対面で受け取っていましたが、別に対面で受け取りする意味は少ないなと思って、10数年前から置き配をしてもらうようになっていました。
このやり方だと、全く受取の手間がないので楽です。
以前は配達があった場合は、不在票の代わりに荷物を置きましたという業者さんの紙がドアの郵便受けに入っていました。
最近は紙も入ってないことが多いです。
余談ですが、アメリカの配送業者の場合、チャイムを鳴らしてそのままドアの横に荷物を置いていくこともある、という話を読んだことがあります。(下の参考リンク)
これは極端とも思いますが、必ず手渡しでサインをする日本のやり方はお互いの手間を増やしている可能性があるとも思います。
一度荷物が紛失したことがありました。2000円くらいの商品でした。
自己責任だと思い、問い合わせをしなかったのでそのまま諦めました。
かなりショックでした。
それで一時的に対面で受け取りするように変えたのですが、面倒くさくなってまたメーターボックスを使うようになりました。
それからは紛失はありません。
今のところ紛失が起きたのは千件以上のうちの1件です。
高い荷物のときはなるべくほったらかしにならないように気をつけています。
もちろん一番いいのは正規の宅配ボックスを設置することです。
しかし日本の住宅事情では宅配ボックスを置けない家も多いでしょう。
治安がいい地域で盗まれる可能性がとても低いと判断できる場合、メーターボックスを荷物を入れてもらうのは検討の価値があると思います。
安い荷物から実験してみてもいいでしょう。
高い荷物のときは手渡しするように張り紙を変えるのも一つの手です。その場合は張り紙の文字の色を変えるなどして宅配の人が気づくようにしましょう。
紛失した場合は責任を取ることができませんので、このやり方を取り入れる場合はリスクをよく考えてください。
参考リンク
アメリカ郵便物の届き方 - アメリカでライス大盛り~英語ができない日本人のテキサス留学記~
追記
この記事を最初に書いた頃はそうでもなかったのですが、下の記事にあるように、置き配が本格化してきたと思います。
いい傾向だと思います。
Amazonが「置き配」を本格展開。渋谷、新宿、春日部、博多など - Impress Watch
追記
コロナ対策でさらに置き配が広まってきました
ヤマト、新型コロナ感染防止で非対面受取対応。日本郵便は置き配可 - Impress Watch
Amazonやダイソーで置き配用のステッカーなどが売っているようです
参考までにAmazonの検索結果へのリンク
私はBrotherのラベルプリンタを持っているので、表現をちょっと真似てドアに貼りました
クロネコヤマトの会員サービスで置き配の設定ができるようになりました。
そろそろドアに置き配指定の掲示をだしたりするのは不要になってきたかもしれません