Docker image を AWS ECR上にプッシュする
Dockerイメージの作成、プッシュ、Fargateへのデプロイを行う手順について説明します。すでにDockerを使えるレベルであると想定します。また、ここではコマンドラインから操作を行う方法を主に説明します。
Dockerイメージを作成:
Quorumの公式Dockerイメージが既に存在しています。あなたが特別な設定やファイルを追加する必要がない限り、この公式イメージを使うことができます。以下のコマンドを実行してDockerイメージをローカルに取得します:
bash
Copy code
docker pull quorumengineering/quorum:latest
Dockerイメージをプッシュ:
次にAWSのElastic Container Registry(ECR)にイメージをプッシュします。まずはAWS CLIをインストールし、aws configureコマンドを使ってAWSの認証情報を設定します。次にECRのリポジトリを作成します(既に存在する場合はこの手順をスキップできます):
lua
Copy code
aws ecr create-repository --repository-name my-quorum-repo
docker tag quorumengineering/quorum:latest <your-account-id>.dkr.ecr.<region>.amazonaws.com/my-quorum-repo:latest: このコマンドはDockerイメージに新しいタグを付けます。このタグは通常、Dockerイメージがどこで使用されるかを示すもので、この場合はAWS ECR上の特定のリポジトリを示しています。ここで、<your-account-id>と<region>はそれぞれあなたのAWSアカウントIDとECRリポジトリが存在するリージョンに置き換えます。
aws ecr get-login-password --region <region> | docker login --username AWS --password-stdin <your-account-id>.dkr.ecr.<region>.amazonaws.com: このコマンドは、AWS ECRにログインするためのものです。まず、aws ecr get-login-passwordコマンドでECRのログインパスワードを取得します。次に、そのパスワードをdocker loginコマンドにパイプ(|)で渡し、Docker CLIを使ってECRにログインします。
docker push <your-account-id>.dkr.ecr.<region>.amazonaws.com/my-quorum-repo:latest: このコマンドは、ローカルのDockerイメージをECRにプッシュします。ここで指定するイメージ名
自分でファイルを変更してそれを反映させる手順
GitHubからソースコードを自分のローカル環境にクローンします。
ソースコードを編集します。この場合、具体的にはDockerfileやその他の設定ファイルを編集することになります。
編集したソースコードを元に新たなDockerイメージをビルドします。通常、docker buildコマンドを使用します。
ビルドした新しいDockerイメージをテストします。具体的には、新しいイメージからDockerコンテナを起動し、期待通りに動作するかを確認します。
テストが成功したら、新しいDockerイメージをDocker HubやAWS ECRなどのイメージリポジトリにプッシュします。これにより、新しいイメージをクラウド環境や他のマシンから利用することが可能になります。
デプロイメントの設定(AWS Fargateのタスク定義など)を新しいイメージを使用するように更新します。