CPU(コア数)やメモリなどの関係について
「最大32コア64スレッドという1CPUでのコア数の多さと最大8チャンネルのメモリが特徴」
この記述についてそれぞれの意味を噛み砕いて理解すると...
CPU(Central Processing Unit:中央処理装置)」
コンピュータの「脳」のようなもの
さまざまな計算やデータ処理を行う部分
コア
CPUが同時に何つの処理を行うことができるか
コアが多ければ多いほど、同時に行える計算が増える
「最大32コア」というと、1つのCPUが同時に最大で32つの処理を行うことができるということ
スレッド
1つのコアが一度に処理できるタスクの数
多くは1つのコアが一度に2つのタスクを処理できるように設計されている -> マルチスレッディング
「64スレッド」というのは、32コアのCPUが、各コアが2つのタスクを同時に処理できるため、全体で最大64のタスクを同時に処理できるということ
メモリ
コンピュータがデータを一時的に保存する場所
最大8チャンネルのメモリ
メモリとCPUの間で同時に行うことができるデータ転送の数
CPUはメモリからデータを取り出して計算を行う
チャンネルが多ければ多いほど、CPUは一度に多くのデータをメモリから取り出すことができる
「最大8チャンネルのメモリ」は、CPUが一度に8つのデータ転送を行えるということ
これによって、CPUはより高速にデータを処理することができます。
チャンネル
一度に複数のデータ転送が行われることを可能にするものであり、それぞれのコアがそれぞれのチャンネルを持っているわけではない
32コアのCPUであっても、それら全てが同時にメモリからデータを取得する場合、同時に行える転送は最大で8つまで
ただし、これらの転送は非常に高速に行われるため、通常の使用状況ではコアがデータを待たされることはほとんどない
このシステムは、メモリからのデータ転送がボトルネックになることを防ぐために存在します。チャンネルが多ければ多いほど、より多くのデータを同時に転送することができ、これによりCPUのパフォーマンスが向上します。