Bitwig クリップの素材化を効率化
MIDIクリップや、カットアップしてバラバラになったオーディオを、新しい素材としてその場でバウンスしたいときは、Ctrl(Windows) / Control(Mac) を押しながら他のトラックにドラッグアンドドロップすると、そのままバウンスできます。
これで作った場合、インサートエフェクトがかかっていないいわゆるdryな素材になります。
インサートエフェクトもかけたい場合、右クリックやショトカからバウンスすれば可能です。
なお、「インプレイスバウンス」は元のデータに上書きします。MIDIの場合はMIDIクリップが消えるので、残したい場合はバウンス推奨です。
素材単位ではなく範囲で素材化した場合は、1つの素材にしたい範囲を範囲選択ツールで囲うことで可能です。
複数トラックをまとめる場合は、いったんフォルダに入れ、Ctrlドラッグではなく、バウンスを行うとよいです。
Bitwig 4.4.10現在、フォルダを対象にCtrl+D&Dをすると、1ファイルにバウンスされず、各トラックのコピーになってしまうようです。
作った素材をライブラリに登録したり、マイ素材としてストックしておくと、色々はかどりそうです。
ちなみに右クリックからの「アレンジャークリップをライブラリに追加」をすると、bitwigのクリップとしてブラウザから参照できます。
拡張子はbitwig専用の.bwclipとなるので、他DAWでも使える素材にする場合は、プロジェクトのbounceフォルダに書き出されているオーディオデータを素材として素材フォルダにコピーするとよいです。
個人的にはオーディオ素材として書き出すほうが取り回しが楽です。