Bitwig オーディオ素材のBPMがおかしいときは
Bitwigは、BPMが登録されていないオーディオ素材を読み込むと自動でBPMを解析してくれますが、素材によってはうまくいかない場合もあります。
その場合、素材のファイル名の末尾に_130bpmなどと入れておくと、そのBPMとして読み込んでくれます。
例: drum_loop_130bpm.wav
_130だけでは反応しません。
だめな例: drum_130_loop.wav
Spliceの素材は一部このようなファイル名になっているため、注意が必要です。
Bitwig 5.0.11現在、私の体感では以下のタイミングで間違ったBPMが設定されがちです。
アンサンブルの音源をインポートする(曲の音源そのまま入れるなど)
音源のBPMが均一でも、小数点で微妙にズレたBPMが検出されることが多いです
BPMが170超えの素材
半分のBPMで検出されることが多いです
なお、一瞬だけ使う効果音であればストレッチモードを「Raw」にすることでも対処可能です。
Rawモードにすると検出したBPMに合わせず、元のサンプルをそのままの速さで再生するようになります。
ただし、速く検出されたものを遅くなるようにRawモードに変更すると、元の長さのうちに入り切らなかった分が消えてしまう謎仕様があるので、使える状況は限定的です。