How to Make a Video Game 1
◆ 前提
ゲーム作りの流れが未知の世界だ...
仕様とかコンセプトとかって結局なんだろうとかどこまで詰めるものなんだろうとか
一人でやってるときは作りながら詰めてたけど、人に頼む分には最初に固めた方がいいんだろうかとか
なるほどね、俺も知りたい
どうして『ALTER EGO』が完成したのか、今の俺にも理解できない…
……PMが優秀だったからなんだけど
正直、自分にとってもいまだ未知の世界すぎる……
が、企画という観点ならいくつか書けることあるかもだから書き残しておく
◆ どこまで仕様とかコンセプトまとめるか
仕様とかコンセプトとかって結局なんだろうとかどこまで詰めるものなんだろうとか
一人でやってるときは作りながら詰めてたけど、人に頼む分には最初に固めた方がいいんだろうかとか
難しい、永遠の問いだ…
なにを頼むかにもよるから、以下デザイン依頼を想定して考えてみる
「ゲームの核となる楽しさはコレだ!」という一言で説明できそうなコンセプトがあれば、必要十分かもしれない
細かいところは作りながら詰めていくことになるので、気にしすぎると延々とひとり作業になってしまいそう
あとは、開発フェイズにも大きく依存すると思う
開発初期:アートのテイストなども未定ならば、ざっくりでいいから言語化した方が良い
カラフルな感じとか、ダークな感じとか。キャラの頭身は二頭身くらいがいいとか、リアルな感じがいいとか
開発中期:テイスト決まったら、バリエーション出しの方向性を考える
量産性考慮したりするのも、ここらへんのフェイズか
開発後期:アセット量産したり、あるいは細かいサブな機能の詰めなど
わりと退屈なので、踏ん張りが一番求められる
なんにせよ、開発が進めばやりたいこと変わるかもなので、作ってる途中に変わること自体は悪ではないとは思う
後工程意識して、将来的な手戻り少なくなるようにするのが理想だけど、俺も全然できてない。反省
作ってはじめて見えることもあるので、ある程度致し方ないと今は考えてる
◆ どこまで作れば良いのか
最低限の完成目標は決めた方がいい気がする
これはひとつ回答があって、締切から決めた方がいいと個人的には思う
1ヶ月で作るのか、1年で作るのか、5年で作るのかによって目標設定は変わってくるし
ざっくりでいいから締切決めて (あるいは、不明なら締切いつまでか相談して) そこに向けて制作物決めるのがいいかも
締切なく作るものベースで手を動かすのもアリなときもあるけど、それだとなんやかんやボヤっとしてまとまりなくなる
締切不透明で仮に時間かけても、結果としていいものができないことが多い気がする
◆ どのタイミングでデザインを頼めばいいのか
ただ、構想が固まってない初期段階で人に頼まなきゃいけないときもありそうではある
これも結構難しい
会社の規模や進め方にもよるけど、うちの会社みたいな少人数だとどっちもできると嬉しい
実装先行でもの作ってからデザイン依頼することもあれば、デザイン先行で実装することもあれば
あるいは、並行で相談しながら制作することもあって良いと考えてる
が、これはスキルの差に依存するところあるかもしれないので、慣れないうちは抱え込まず早めに相談した方が良い
めっちゃ実装スピード早くてプロト1日で作れるとかなら、実装ファーストの方がいいときもあるし
デザイン自信ない状態で実装進めても、あとで実装側の手戻り多くなったら生産性悪くなるから難しいけど
あと、いきなり制作依頼にいかなくても良い
依頼と相談は別なので、依頼まえにどういうの作ればいいのか悩んでると相談はさむのが良いと思う
いきなり制作物リスト作るのは結構難しいので、リスト作るためにも相談というフェイズあった方がいいかも
わかんなかったり不安なところがあれば、気軽に相談しよう
◆ どんな情報がデザイン依頼に必要なのか
あまり自分の中でも固まってない部分も多いので、場合によっては詰め直してから頼んだ方がいいかもしれないと思い
ひとりで詰め切ろうとすると、きっと開発がエターナる
ただ、最低限考えた方が良いポイントとかはありそう
なにを作ってもらうかによって、抑えるべきところは変わってきそう
UIデザイン:シーン数は最低限押さえておきたい、デザインの方向性も欲しい、どこを動かしたいかとかも
キャラクタデザイン:イメージしてるテイストなどあれば、参考画像集めるとか手っ取り早いかも
演出:画像だと伝わりにくいので、参考動画とかイメージあると伝えやすい
◆ さいごに
結局、あまりまとまりないのでは…?
書いてて思ったのは、いきなり「依頼する」ってのは工程いくつか省略してる可能性あるのかも
事前に作るものに関して「相談する」って工程を入れて、そこから制作に必要なもの洗い出すって流れも良いかもしれない
自分もまだまだまだまだ、どうやって作ればいいかわからないので日々是考える必要がある
ゲーム開発は難しい(結論