『りあくと!』感想。①②を読了。③は一旦保留。
仕事ではReactを使うことがあるものの、もともとバックエンドへの興味が強く、フロントの動向は追えていなかった。ただ本書は丁寧に描かれていて、とても楽しく読めた。
以前作成した自分のアプリではモダンJSを利用していたが、将来Reactに移行することを見越し、SPA黎明期やクリーンなJSの本で紹介されていたMVVMアーキテクチャを採用していた。そのため、当時から繋がる技術の流れや仕組みを踏まえつつ、React19の直前までを一気に読めたのは非常に良かった。
また、Reactの仕組みをJSで作るTodoアプリのハンズオンを繰り返していたことも思い出した。
久々にコードを開き、コメントアウトで、「仮想DOMを生成するCreateElement関数」「実DOMを作るののRender処理」「イベント処理の発生をディスパッチする関数」といった内容をコメントで書き込み理解を深めた。
本では、JSの第一級関数、プリミティブ型のリテラル、それをラップするオブジェクト型など、言語仕様の解説があったのも良かった。
未経験のときに一度は理解したつもりでいたが、一通りコードを書けるようになると、こうした基礎を改めておさらいしたくなる。その復習ができて嬉しかったし、理解が深まるとコードを書くのが楽しくなり、新しい技術を仕組みから楽しめたり、他の技術との差分も楽しめる。
普段あまり意識しない部分も多いが、折を見て読み返して定着させたい。