00097-20220603 芽吹き
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写真は、なんだかお分かりになりますか？これは、ミモザの種です。やっと念願のミモザの種を手に入れたので、昨日植えました。実は、英語のミモザ(Mimosa)は、オジギソウを指しています。早春にきれいな黄色の花をつけるミモザは、オーストラリア原産のギンヨウアカシアのことです。またまた、ややこしいのですが、日本でアカシアと呼ばれる木は、ニセアカシアです。名前だけで判断してはいけませんね。近年の地球温暖化に伴い、オーストラリアでは山火事が多数発生していますが、一面の焼け野原の後に最初に芽吹くのは、ミモザだそうです。熱の影響により発芽率が上がるようになっているとのことです。このため、ミモザの種も熱湯に浸してから植えました。花が咲くのは３年後のようですが今から楽しみです。 来週、毎年恒例の集中講義を行います。この講義では、学生の皆さんに内在している潜在力に、ご自身で気付いて、解き放すことを目的にしています。しかしながら、心の種の芽吹きは、なかなか厄介なものです。熱湯をかけて芽吹けば良いのですが、逆にかたくなに殻は閉ざすこともあります。生き物は全て同じなのかもしれませんが、防衛本能のために見えない壁を作っています。この壁が、年が経つごとに段々と迫ってくることを知らないことが多いのです。壁を押し出すか、壁を破るかは、それぞれの方の考え方ですが、このためのお手伝いが出来ればと思っています。
最近、良い言葉を頂きました。 全ての人に、It's getting better all the time.