礼儀とは「あなたに敬意を持っています」ということを表す作法
from 恋愛テク
敬語はよそよそしい、スーツにネクタイは窮屈、そんな礼儀は古いという人もいるかもしれないけれど、それならそれで別の方法で「あなたに敬意を持っています」ということを示せなくちゃいけないと思う
それって結構難しいと思うんだけど
口調ではなく態度で示すとか、スーツみたいな型にはまった洋服ではなく、自分で選んだ清潔な服を着るとか……割と大変では
私の場合、いきなりタメ口でも平気な人もいるけど、そういう人からは表面的な言葉づかい以外からの敬意が感じ取れる
そうじゃない場合、「なんだこいつ」ってなっちゃう
和ませようとしたり、親しみを込めたりするための「思いやり」のタメ口は全然ありだけど、そうじゃないのはなしかな
ネット上だと距離感が結構難しい、カチカチの敬語でも堅苦しくて相手を窮屈にさせてしまうし、あまりなれなれしくても相手を不快にさせてしまうかもしれない
要はバランス
迷ったら丁寧な言葉を使っておいて間違いはない、相手に合わせて適宜変えていけばいいし
だから「はじめての人には敬語を使う」とか「会社にスーツを着ていく」というのは、敬意を表すのにとても楽な方法なんじゃないかと思う
その型に当てはめていけば、自然と相手に敬意を示すことができる
敬語やスーツみたいな堅苦しいものを強要するのはハラスメントだ、という人は、そうでないこと（たとえば友達口調やカジュアルな服装）を強要するのもまたハラスメントになりかねないということを自覚せねばならない
礼儀をわきまえたい人に対して、礼儀をわきまえないことを強要するのはハラスメントだと思う
もちろん礼儀作法も時代によって変わっていくので、未来には全裸で敵意がないことを示すのが最大限の礼儀作法になっているかもしれない
それはそれで、形が変わっただけで礼儀というものがなくなったわけではない
人に敬意を払えない人は、人から敬意を払われませんし、人から敬意を払われる必要のない人です
礼儀のない人間は動物と同じ
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