ウィルパワーダイエット:読書メモ
どのダイエット法も効果は同じ。やせるためには「続ける」しかない
ダイエットをやり遂げるために必要なたったひとつの力とは
理想なのは「意識しなくても食べる量を減らせること」であり、「無理せずに低カロリーの食事を選べること」であり、「運動が習慣となること」。そのために必要なのが、「ウィルパワー」です。
たとえ面倒でもやるべきことを「やる力」。
誘惑があっても「やらない力」。
目標を思い出して実現しようとする「望む力」。
それが、ウィルパワーです。
1章 ダイエットが成功する3つの心理条件
必勝ダイエット法・1 我慢しない
人は「太りそうな食べ物を我慢すればするほど、それを食べたくなる」もの
人は我慢すればするほど、「やってはいけないこと」をやってしまうもの
我慢すると1.5倍食べたくなり、2倍食べてしまう
人は、一度誘惑に負けて食べてはいけないものを食べると、脳がパニック状態に陥ります。
飢餓ホルモン「グレリン」の働きで、前よりもっと食べたい気持ちが増してしまう
ホルモンの働きならどうしようもないなmaichan.icon
必勝ダイエット法・2 体重計に乗らない
毎日体重計に乗って自分の数値にこだわっていると、そもそものゴールを見誤ってしまいかねない
体脂肪計では勝った体脂肪率は誤差が大きい。数%で一喜一憂するのは無駄
初めの3カ月は体重計に乗ってはいけない心理学的な理由
我慢して体重が落ちていた→「もっと頑張ろう」とは思わない。「こんなに頑張ったんだから、ちょっとはいいだろう」と思ってしまう
人は、正しいことをすると少しくらい悪いことをしてもいいという心理状態に陥ります。これが、モラルライセンシングです。 必勝ダイエット法・3 運動しない
運動は生活の一部にして習慣にすることが必要
「休息日」が「運動終了日」になってしまうカロリー制限なども同時に終わってしまう
「習慣化」するには66日間続ける必要がある
初めはどんなに辛いと感じたことでも、66日間続ければ身について辛さを感じることはなくなるのです。
ウィルパワーがなければ、どんなによいことも習慣にできない
ウィルパワーがない段階で運動しようとすると挫折してしまう
ウィルパワーがないのに運動しようとするのは逆効果
初めの3カ月は運動してはいけない
散歩など無理せずできることから始めるのが重要
2章 食心理学で「食べたい」を制する
空腹でもないのについ食べてしまうのはなぜか
人は目の前に食べ物があるとき、「食べたい」と思う
目の前にあるだけ食べてしまう
100キロカロリーまでの食事制限なら、脳は気付かない
脳が「食べる量が足りない」と気づかない幅に抑える
摂取カロリーが少なくなると体が飢餓の記憶を思い出し、節約モードに入ってしまう→脂肪の燃焼を押さえてしまう→体重が落ちない→もういいや
白米の誘惑に打ち勝ち、低糖質ダイエットを成功させるには
低糖質ダイエットはコンフォートフードを我慢する、ウィルパワーが不可欠な方法であるのにかかわらず、エネルギー源を断つことによってウィルパワーが十分に働かなくなってしまう、二重の意味で困難なダイエット法
脳にとって糖質は唯一の栄養
我慢いらず!食べる量が自然に減るテーブルテクニック
胃が満タンになってから脳が満腹だと認識するまでに20分の時間差がある
胃はいっぱいになっているのに20分も多く食べすぎてしまう
20%少なく盛り付けても満足度は同じ
「このくらい食べたい」と思った量から2割減らして盛る
小さな皿を使うと満腹感がアップ
皿が小さいほど料理が多く見える
多く見えると満足感を得ることができる
料理は小出しにせず一気に並べる
お菓子は食べる分から20%少ない量を皿に出す
食べ終わるまで片付けない
たくさん食べたことが目でわかるようにする
料理は一人分ずつ皿に盛る
品数を減らす
いくつか料理が並んでいると、「全種類食べたい」と思う
縦長のグラスで飲む量が減る
食べ物をしまえば食べる量が3分の1になる
人は「見ると食べたくなる」生き物
確かに、かごに入ってるお菓子はよく食べるけど、箱に入ってるお菓子は存在自体忘れちゃうから食べないmaichan.icon
食べる場所を決めれば間食が減る
「お徳用サイズ」を買うと太る
人は目の前にあるだけ食べてしまう
食べきりサイズを買った方がダイエット代がかからずお得
BIGBAGとか結局全部食べちゃうんだよな~maichan.icon
モラルライセシング
ゆっくり食べる人と一緒だと、自分もゆっくり食べるようになる
みんなと食べるとゆっくり食べる気がするmaichan.icon
心配事があるときは食べ物に近寄らない
人は食でストレスを解消しようとする
「無意識」を使って「食べたい」気持ちを抑える
冷蔵庫をロックすると少食になる
鏡を置くだけで間食がなくなる
何かをしようとしている自分の姿を鏡などで見ると、自分のことを客観的にとらえるため、節度ある行動をしようとする「モニタリング効果」
荒治療!トイレに貼るだけダイエット
トイレの壁に好きな食べ物の写真を貼る→トイレのイメージが付いてしまう
カレーの写真を見ながらうんこしたら最悪そうmaichan.icon 高い服を買ってくじけないメンタルになる
やせたときに着る服を目に付くところにかけておく
何でも食べられるシンプルな食事制限
1日のうち、食べる時間を8時間の枠に限定する
8時間の枠の中なら、何を食べても、何回食べても構わない
前これやって10キロ落ちたけど、その後全然減らなくなって嫌になって結局リバウンドしたmaichan.icon 1回の食事はどんなものでも食べられる
「食べる」という本能を我慢するものの、「食事の時間になったら、好きなものを好きなだけ食べられる」と思える
「食べたい」という欲求が「我慢」ではなく「希望」になる
食べる時間が限られると「無意識のカロリー」が削減できる
3章 ダイエットが続く、この心理学!
ウィルパワーがあればダイエットは成功する!
ウィルパワーとは
やるべきことを実行する力「やる力」
やってはいけないことを行動に移さない力「やらない力」
目標を立て、それを実現しようとする力「望む力」
ダイエットを続ける力、ウィルパワーは鍛えられます!
ウィルパワーが生み出されるのは「前頭前野」
我慢するほど食べてしまうのはウィルパワーが有限だから
人は気が散っているときほど誘惑に負けやすく、考え事で頭がいっぱいになっていると、長期的な目的を忘れ、衝動的な選択をしてしまうのです。
ここが危ない!ウィルパワーが消耗すると、誘惑に負ける
我慢した後に甘いものを食べてしまう
誘惑と戦うとき、ウィルパワーは激しく消耗する
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