出版物も総額表示でいいじゃないか、物を買うときは税込みでの値段を計算してから買うし、なんなら計算して「この値段か...」となる方が購入を躊躇するのではないかとさえ考えていた。
-しかし、『近代科学を超えて』を見て、値段は税別880円だった。800円代で買えるならいいや、と思って買う気になったが、実際は968円である。税込968円と書いてあれば、1000円近くなのか、と購入を躊躇ってしまうかもしれない。
-日用品と違って本だからかもしれない。内容が良かったりして、いいな!と思ったら書いたくなる。書いたい気持ちが先行して、税込の計算を忘れてしまうかも。
→別に欲しくなくても買う日用品は総額表示が良い。他店と比較して安い方を買うから。
欲しい!と思って買うものは税別表示の方が、勢いで購入まで進めるかも。
-代用が効かないものは、税込計算して高くなっても「やめよう」とはなりにくい。特に本は代用が効かない。であれば、税抜表示にしておいた方がいい。総額表示だと最初の「買おう」が生まれにくくなる。
-ただし、リサーチを重ねて、色んな競合商品を総額で比較されたら意味ない。店頭とかだと意義が大きい?