パーマカルチャー
パーマカルチャーとはパーマネント(永続性)とアグリカルチャー(農業)、カルチャー(文化)の合成語です。この言葉はオーストラリア人のビル・モリソンという生物学者が生み出したもので、オーストラリア人の先住民族であるアボリジニの自給自足的な暮らしに関する研究から出てきました。彼は次のように言っています。「パーマカルチャーとは、自然のシステムを生かし、農の魅力を暮らしのなかに取り入れることで、環境と共生した暮らしの永続的な場をつくるデザインを意味する」言い換えれば、近代的な暮らしが他律的で消費的なのに対して、より自律性の高い生産も含んだ暮らしをつくっていこうとする運動を示します。 倫理
地球への配慮
人間への配慮
余剰物の分配
10の原則
つながりのある配置
多機能性
多くの要素による重要機能の維持
区域、区分、そして高度のプランニング
生物資源
参考文献
200万都市が有機野菜で自給できるわけ ー 都市農業大国キューバ・リポート
吉田太郎・築地書館・2002
有機農業が国を変えた ─ 小さなキューバの大きな実験
吉田太郎・コモンズ・2002
エネルギーの再循環
適正技術
自然遷移
エッジ
多様性