メールの書き方の基本
大学生になると,以下の通りメールを使う場面が多くなります.
メールによるレポート提出が課されているとき
授業科目担当者への質問等をメールで行うとき
教員とのコンタクトは,通常LINEではなくメールで行います.
メールは最初は慣れないと思いますが,基本的なルールを押さえてもらえればさほど難しくはないので,この機会にマスターしてください.
また,「大学生 メール 書き方」でGoogle検索すると,メールの書き方のサイトがいくつもありますので,各自で調べてください.
【絵文字を使わない!】
😀やm(_ _)m などの絵文字を使わないでください.とくに,😂 といった絵文字を使うと,文字化けになってしまい,正しくメールを読むことができません.
【機種依存文字を使わない!】
丸数字①, ②, ③, ④, ⑤やローマ数字Ⅰ, Ⅱ, Ⅲ, Ⅳ, Ⅴなどを機種依存文字と言います.機種依存文字を使うと,文字化けになってしまい,正しくメールを読むことができません.メールに使わないでください.
「基礎化学工学Ⅰ」などの科目名のローマ数字は,半角英字I(大文字のアイ)とV(大文字のブイ)を組み合わせて代用してください.
【発信元のメールアドレス (From) 】
【科目担当の教員のメールアドレス (To) 】
授業中に科目担当の教員から指示があります.また,各科目のシラバスにも記載されています. シラバス 【件名 (Subject) 】
LINEとの最大の違いです.件名を必ず入れてください.件名を空白のままで送信する学生がいますが,これでは何についてのメールか分かりません.
科目担当の教員から件名が指定されている場合は,それに従ってください.件名が指定されていない場合でも,誰からの,何についてのメールなのかがすぐに分かるように,「科目名」「何回目の授業のレポートか」「学生番号」「氏名フルネーム」を入れてください.教員は多い場合で1日100件以上のメールを処理します.件名が空白,または分かりづらい場合,レポートのメールが見逃されて添削・評価されない場合があります.
悪い例
「 」 ←件名を必ず入れてください.レポートのメールが見逃されて添削・評価されない場合があります
レポート ←誰からの,何の科目・何回目の授業のレポートなのか,分かりません
質問 ←何についての質問か,分かりません
伊掛浩輝 ←レポートなのか,履修相談なのか,メールの内容が分かりません.学生番号がないので,何年生なのか分かりません
応用化学特別講義Ⅳ レポート 1003梅垣哲士 ←機種依存文字Ⅳ(よん)を使用しています.また,何回目の授業のレポートか,分かりません
良い例
【基礎物理化学】第3回授業課題 1180松下祥子 ←授業名,何回目の授業のレポート,学生番号,氏名すべて入っていて,分かりやすいです
【基礎化学工学I】第6回授業課題 0005伊掛浩輝 ←機種依存文字Ⅰ(いち)を半角英字I(大文字のアイ)で代用しています
【基礎化学実験】4月22日欠席 1180松下祥子 ←授業名,学生実験に欠席,学生番号,氏名すべて入っていて,分かりやすいです
【メールの文面】
文面例を下記に示します.「誰宛のメールか」「学科・学年・学生番号・氏名フルネーム」「科目名・何回目の授業のレポートか」「添付ファイルの有無」が入っていれば,科目担当の教員に必ず読んでもらえます.
基礎物理化学 松田先生
物質応用化学科1年 0180松下祥子です.
第3回授業のレポートを提出します.添付ファイルをご確認ください.
よろしくお願いいたします.
https://gyazo.com/cdfbd5d348284a01f77096b5cfd81135