GA4のデータ
BigQueryにエクスポートしたGA4のプロパティデータ・GA for Firebaseのデータについて
出典：公式ドキュメント
GA4データのLookerでの扱い方に関して
Lookerで可視化するには、Google Analytics 4 - Web Analyticsが便利
日付別のテーブルの扱い方は日付別に生成された大量のテーブルを一つのビューで扱うを参照
データセット
BigQueryにリンクされている各GA4プロパティと各Firebaseプロジェクトに対し、「analytics_<property_id>」という名前のデータセットがBigQueryプロジェクトに追加される
<property_id>は、GA4プロパティのプロパティ設定とFirebaseのアプリ分析設定で確認できるアナリティクスプロパティIDのこと
BigQueryエクスポートが有効になっている各Google Analytics 4プロパティと各アプリは、その単一のデータセットにデータをエクスポートする
テーブル
events_YYYYMMDD
1日分のイベントのログデータ
日次エクスポートオプションが有効になっている場合に毎日生成される
events_intraday_YYYYMMDD
当日のイベントのログデータ
ストリーミングエクスポートオプションが有効になっている場合に生成される
その日のイベントが1日を通して記録されるため、継続的にデータが追加される
その日の終わりに「events_YYYYMMDD」が完成すると、削除される
備考
すべてのデバイスがイベントがトリガーされた日にAnalyticsにデータを送信するわけではない
この遅延を考慮して、イベントの日付から最大3日間、日次テーブル（events_YYYYMMDD）が更新される
遅れて記録されたイベントも正しいタイムスタンプを持つ
3日以上経過してからデータが届いたしたイベントは記録されない
注意
BigQueryサンドボックスを使用している場合
events_intraday_YYYYMMDDはインポートされない
データ追加の上限あり
カラム
events_YYYYMMDDテーブルの各カラムは、イベント固有のパラメータを表す
一部のパラメータはRECORDS内にネストされている
itemsやevent_paramsなどの一部のRECORDSはREPEATABLE（反復可能）であることに注意
こちらを参照：
GA4データのカラム一覧
行
単一のイベントのデータは、繰り返されるレコードが含まれているかどうかに応じて、1 行または複数の行で表される
例
複数のevent_params を含む page_view イベントは次の表のようになる
table: event
event_date event_timestamp event_name event_params.key event_params_value.string_value
20220222 1643673600483790 page_view page_location https://example.com
page_title Home
medium referral
source google
page_referrer https://www.google.com
<parameters...> <values...>
最初の行には、日付、タイムスタンプ、イベント名、およびその他の繰り返されないデータ項目が含まれている
event_params レコードは、イベントに関連付けられた各パラメータに対して繰り返される
これらの繰り返されるレコードは、最初のイベント行のすぐ下の後続の行に入力される