APIを使ってユーザーを一括無効化・削除
使用しないユーザーが増えてしまったときに、複数のユーザーを一括で無効化・削除できると便利です。 LookerのUIからでは1つのユーザーごとにしか無効化・削除を実施できないのですが、APIを使用することで、簡単に複数のユーザーを一括で無効化・削除することができます。
今回はGoogle Colab上でLooker SDKを使用してpythonでこの方法を実装してみたいと思います。
Google Colabは、ブラウザ上でPythonを記述・実行できるサービスです。すでにpythonやJupyterがインストールされているので、初期セットアップ不要で気軽にお使いいただけます。
準備
Google Colabで新しくノートブックを開いたら、まずは必要となるパッケージのimportと環境変数の設定を実施します。
code: setup.py
pip install looker_sdk
import looker_sdkimport osfrom looker_sdk
sdk = looker_sdk.init31()
XXXXX部分には下記を記載してください。
LOOKERSDK_BASE_URL
LOOKERSDK_CLIENT_ID
Admin > User > Edit > API3 keys > Edit Keysに記載されているClient ID
LOOKERSDK_CLIENT_SECRET
Admin > User > Edit > API3 keys > Edit Keysに記載されているClient Secret
ユーザーを一括無効化
update_userエンドポイントを使用して無効化します。
code: invalid.py
#1. 無効化したいユーザーのIDをリストの中に記載します。 #2. 下記を実行するとリスト内のユーザーが無効化されます。 for num in diable_user_list:
response = sdk.update_user(
user_id=num,
body=models.WriteUser(is_disabled=True)
)
ユーザーを一括削除
Lookerではユーザーの削除よりも無効化を推奨していますが、削除する必要がある場合はdelete_userエンドポイントを使用して削除します。
code: delete.py
#1. 削除したいユーザーのIDをリストの中に記載します。 #2. 下記を実行するとリスト内のユーザーが削除されます。 for num in delete_user_list:
response = sdk.delete_user(user_id = num)