ディザ
ディザ(Dither)とは、量子化誤差(端数)を、単純に丸めるのではなく、全体の量子化誤差が最小化するよう確率を調整して切り捨てまたは切り上げのどちらかをランダムにおこなうためによるゆらぎのことである。そのような一種のノイズ的データを追加する作業および技法はディザリング(Dithering)またはディザ法と呼ばれる。wikipedia https://scrapbox.io/files/61965fba01a2d8001d9b26eb.png
手法
ランダムディザ
ホワイトノイズで確率的に濃淡を決める
組織的ディザ法
NxNずつパターンを決めていく。 4x4だと16種類のパターンがある。
誤差拡散法
走査線的に左上から処理していく。その際、誤差を周囲に拡散することで、全体の誤差が少なくなる。
組織的ディザと異なるのは誤差が周囲に拡散してくので、ちょっとでもピクセルの色が変わると全体に波及する、動画にするとよくわかる。プルプルする。
ブルーノイズ
点の密度による描画
各ツールでは
Photoshop
AfterEffects
(Illustrator)
事例
ディザ自体がリソグラフのような質感の再現として使われていること多いイメージある(OTPさんのはマジで物理的に出力してるところが凄い、そしてえらい…) 応用・関連
モザイクっぽい表現。矩形以外のディザ的表現
ascii art
hatching
点描