シンキングツールで共同作業
ロイロノート・スクールの特徴のひとつは、生徒の意見を集約して視覚化できること。提出箱の機能を使えば、クラスの意見を簡単に共有することができます。また、生徒間通信の機能を使えば、オンライン授業で距離が離れていても意見のやりとりが可能です。
集約した意見はシンキングツールを使って深めてみましょう。シンキングツールは意見を集約する場面で用いるのが便利です。生徒がいつもと違った視点に気付いたり、意見が整理されたり、考える手助けになるはずです。
共同作業でシンキングツールを利用するとき、次のような手順で考えるとやりやすいでしょう。
①みんなでテーマについての意見をどんどん出す。
②条件やねらいにあったシンキングツールを用いて、情報を整理する。
③一人ひとりが気付いたことをさらに深める。
〈参考資料〉
ロイロノート・スクールのサポートページで実践例なども紹介
ロイロノート・スクールで用意されているシンキングツールとその特長を紹介
○中学公民の事例
・最初はブレインストーミングから(個人ベースでとにかく意見を出す)
⭐あなたの考える社会の問題点は何ですか?
https://gyazo.com/eb391a119cf19e3c4e27fd91f72901d7
・次に意見の集約(シンキングツールを活用してまとめてみる)
⭐グループの意見を集めて、座標軸に分布させてみよう!
https://gyazo.com/36d0f7fcc946ac1b72d11355a0b2fa54
・再び個人ベースで考えを深める(ここでもシンキングツールを活用)
⭐緊急度の高い課題を解決するためにはどのような方法があるか考えてみよう。
(ただし、経済の3つの主体ごとに、何ができるか区分すること)
https://gyazo.com/2d0abd2985eb65f5cd46f7b96092c8f6