同期 (Sync)
Logseqのデータは端末(PC、スマートフォン)のディスク上にファイルとして保存されています。
ファイルは、グラフとリンクされたフォルダの中に保存されています。(グラフの保存先で確認できます) 原理的には、このフォルダの内容と別の端末のフォルダの内容を同期させることで、複数の端末で同じグラフを読み書きすることができます。
【公式の同期機能】
開発中です。
$5/月でLogseqの後援者になると、この機能を試すことができます。
まだ開発中のため、データ破損の危険性があります。
試してみたいという人を除いて、正式版リリースまでは他の手段を使うことをお勧めします。
【複数のPC間の同期】
クラウドストレージ(Dropbox、iCouldDrive、One Drive、Google Driveなど)を用いて、フォルダを同期させることができます。
【スマートフォンとの同期】
iOS
クラウドストレージはiCloudのみ対応しています。
SyncThingを用いた同期が可能なようです。iOSの場合、Möbius Sync というアプリがSyncThingに対応しています。ただ、わたしは詳細を確認していません。 Android
クラウドストレージ上のフォルダと、Androidのローカルフォルダを同期させるMetaCtrl社のアプリを使うのが比較的簡単です。 例えば、Dropbox上のフォルダと同期させる場合、Dropsync をインストールしてください。
自動同期は1時間に1度です。任意のタイミングで手動同期もできます。
Androidのローカルフォルダ側とDropbox上のフォルダ側でそれぞれ同じファイルに変更が加えられている状態で同期すると、コンフリクト(競合)が生じます。例えば、下記は 2023_11_25.mdというファイルが衝突した例です。
https://scrapbox.io/files/6561cd6d2390d7001c032421.png
異なる箇所の変更された2つのファイルがDropbox上に生まれますので、手動で変更点を統合する必要があります。統合後、(conflict..)と書かれたほうのファイルは削除しましょう。
SyncThingを用いた同期も可能なようです。