Untitled
2025/7/4
日本共産党岐阜県委員会への問い合わせ
ーーー
読売新聞による参院選候補者アンケートで、三尾圭司さんは天皇制について以下のように回答している。
『Q18 皇室典範では、皇位を継承できるのは皇統に属する男系男子のみと規定されています。皇位継承権について、どの考えに近いですか。
1.父方が天皇の血を引く男系男子のみ皇位を継承できる現在の制度を維持する
2.男系の女性天皇は認めるが、母方が天皇の血を引く女系天皇は認めない
3.女系天皇も認める
4.天皇制は存続の是非も含めて見直すべきだ』
『回答 3.女系天皇も認める』
日本共産党の綱領では、天皇制について、以下のように述べられている。
『党は、一人の個人が世襲で「国民統合」の象徴となるという現制度は、民主主義および人間の平等の原則と両立するものではなく、国民主権の原則の首尾一貫した展開のためには、民主共和制の政治体制の実現をはかるべきだとの立場に立つ。』
党の綱領に従うのであれば、憲法に明記された天皇制について、その廃止の決定については国民の意思が重要であるという留保は付けながらも、天皇制は問題のある制度であり、天皇制の存続の是非も含め、一度見直し、国民内で議論すべきという立場を取るべきであると思われるが、三尾さんは回答4『天皇制は存続の是非も含めて見直すべきだ』ではなく、回答3を選んでいる。
以上のことを踏まえて、以下2点、問い合わせる。
質問1,
日本共産党岐阜県委員会としては、天皇制に対する立場として、「天皇制を問題視せず、ただ女系天皇も認めるべきだ」とする立場か、「天皇制の存続の是非も含め、議論・検討すべきだ」とする立場か、どちらの立場をとるのか?
質問2,
上記の候補者アンケートの通り、三尾圭司さんが、天皇制に対する立場として、『天皇制は存続の是非も含めて見直すべきだ』という回答の選択肢を選ばず、『女系天皇も認める』という回答の選択肢を選んでいることに対して、日本共産党岐阜県委員会としては、彼のその立場を是認するということで相違ないか?
ーーー