血管筋脂肪腫
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○ Angiomyolipoma
* 脂肪性分は5~90%で少ない場合には肝細胞癌と鑑別が困難
HAML
* 肝臓 48-4 175-180 (2007) 症例報告 特異な画像を呈した1例 * 肝臓 51巻10号 572-578(2010) 流出静脈の早期描出が得られた肝血管筋脂肪腫の4症例 ←造影CTでHCCと比較し流出肝静脈の早期描出が特徴的
* 肝臓 51巻11号 637-644 (2010) 腫瘍生検により診断し得た1例 * 肝臓 54-2 112-119 (2013) 症例報告 発育経過について * 肝臓 56-6 289-295 (2015) 症例報告 ○ Hepatic angiomyolipoma (HAML)
○ HAML,mixed type 3成分が混在
○ HAML,Lipomatous type 脂肪腫型 80%以上
○ HAML,Angiomatous type 血管筋型 80%以上
○ HAML,Myomatous type 筋腫型 80%以上
□ 血管細胞,平滑筋細胞,脂肪細胞からなる腫瘤を認め,HMB-45染色で胞体が濃染されることより肝血管筋脂肪腫と確定診断します。
○ Angiomyolipoma
* 脂肪性分は5~90%で少ない場合には肝細胞癌と鑑別が困難
免疫染色Level1 HMB-45,MelanA,αSMA
脈管浸潤や異型が強く,凝固壊死を認めるため,悪性を疑う所見です。
Ki67 indexは3%を越えており/多中心性発生を認め,悪性度が高いと考えられます。
! HMB-45は肝AMLのほぼ全例で陽性を示す + 肝原発腫瘍で陽性になる疾患は無い
免疫Level1 HMB-45,MelanA,αSMA
HMB-45陽性 melanA陽性
p53 → 変異で悪性化
c-kit陰性 → 悪性
免染Level3:CD68 Kupffer細胞やマクロファージなどの組織球系細胞を染める
→ HCCや転移性肝癌に比べて高度に陽性をみる(非腫瘍部の120~170%で陽性)。
! ソナゾイドUSの造影剤の残存を見る場合にCD68陽性細胞が相関して増加している。
* 肝臓 57巻6号 302-304 (2016)速報 CD68陽性細胞の腫瘍内局在について