肝生検組織標本をみるときの手順
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低倍率での観察
標本の大きさ、標本の状態、染色の評価
肝小葉構造の評価
門脈域と中心静脈の位置関係
肝細胞索の規則的な配列
線維化
広範な肝細胞の壊死・脱落
再生結節
高倍率での観察
肝実質
肝細胞の変性・壊死 部位と程度
炎症細胞浸潤の有無、程度と分布、浸潤細胞の種類
胆汁うっ滞
線維化の程度、部位
脂肪沈着
色素沈着
肝細胞封入体
類洞
類洞腔の拡大
類洞内皮細胞の腫大
異常物質の沈着
アミロイド
鉄
銅
異物
炎症細胞浸潤
中心静脈
中心静脈壁の肥厚は?
炎症細胞浸潤や出血
閉塞
門脈域及びその周辺
門脈域の大きさや形
炎症細胞浸潤の程度と浸潤細胞の種類
胆管の異常 数、胆管上皮の状態、浸潤細胞
胆管の増生
肉芽腫
胆管周囲の同心円状の線維化
胆管内の胆汁物質
piecemeal necrosis
門脈域から肝実質への線維化
架橋形成