肝サルコイドーシス
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○ Hepatic sarcoidosis
* 肝臓 58巻10号 567-573 (2017) 門脈圧亢進症を伴った肝サルコイドーシスの一例 * 肝臓 54巻5号 354-362 (2013) 急激に門脈圧亢進症と食道静脈瘤破裂を発症した1例 → 腹腔鏡下でサルコイド結節が認められるため有用である。腹腔鏡下の画像有り。
* 日消誌 2010;107:632 ウルソデオキシコール酸で肝機能が改善 多彩な所見を呈し,胆汁うっ滞型,混合型,肝炎型のパターンを示す。非乾酪性肉芽腫は100%,多核巨細胞は72%,星芒体は14%の症例で認められる。
* 肝臓 54巻3号 203-210 (2013) 肝門部胆管癌様の1例 肝門部胆管狭窄あり。 肝脾腫がみられ、腹腔鏡下で肝表面に黄白色の結節が認められた。白色小結節が多発し、1mm~10mm、粟粒大、円形、類円形、斑状や地図状に様々な大きさ、形状、数をみます。
非乾酪性肉芽腫をみとめ,その径は200~300μmです。ラングハンス型や異物型巨細胞を散見します。門脈周囲の小葉辺縁に多く認めます。門脈,胆管系に沿った分布を示し,肉芽腫により肝内胆管や細胆管レベルでの障害を来すことがあります。
◇ 門脈域の炎症に留まらず,急激な門脈周囲炎の増悪は直接門脈を閉塞させて門脈圧亢進を来す。また,PBC様に胆管を消失させうる。
鑑別
○ PBC
* 日消誌 2014;111:557-565 肝硬変の描像を呈したサルコイドーシスの1例 肉芽腫周囲に効果を伴う幅の広い一様な線維化を伴うことがサルコイドーシスの特徴といわれている。