混合型肝癌
https://gyazo.com/372225173c7e73ef05f9366fdaf1bbe0
* 肝臓 54巻10号 692-697 (2013) 同一亜区域内HCCと混合型肝癌(HCC+CCC)が存在した重複癌の初の報告 ○ Combined hepatocellular and cholangiocarcinoma
! 少しでも肝細胞癌の中に明確な肝内胆管癌成分を認めたら診断とする(混在の程度の定義は無い)。
* 2010 WHO分類
○ Classical type
豊富な好酸性胞体を有し,索状構造が明瞭な肝細胞癌の成分と好塩基性胞体と楕円形核を有し,管状に増殖する肝内胆管癌の成分を認め,混在しています。
○ Subtypes with stem cell features
Typical subtype:肝細胞癌の腫瘍胞巣の辺縁がN/C比の高い小型細胞で縁取りされています。
Intermediate cell subtype:中間細胞といわれるN/C比の高い小型の卵円形細胞が索状ないし充実性に増殖しています。
Cholangiolocellular type:異型に乏しい小型の細胞が不規則に吻合しつつ管状に増生しています。