第1回/あらすじコンベンション
あらすじ案(ひとまる)timetide.iconもちむら.icon
主人公は紙コップ工場の新人営業。「新しい取引先を一つ見つけるまで帰ってくるな」と言われたものの、そんなに簡単に見つかるわけもない。ついに地元で見つけることを諦めて少し離れた町にやってきたところ、そこにはココアを売り歩く少女の姿があった。
「どんなに小さくたって取引先には違いない」声を掛けてまんまと耐熱紙コップを売ることに成功した彼女、「お姉さんにも。お一つどうぞ」と言われて貰ったココアを飲んだ後特急列車(自腹)で寝こけてしまう。そこで見たのは奇妙な、けれど幸せな夢だった。
後で調べると、その町には「ホットココア売りの少女」に関する噂話があることがわかった。夢の中で見かけた少女の寂しげな横顔がむしょうに気になる。その週末、主人公は再びその町へ向かう電車の改札を抜けた。
感想コーナー
ひとまる.icon 1万字だとこれくらいが限度かなぁ。夢の内容について解像度が粗いのが気になる、
主人公も売る立場っていうのが面白いなと思いました(も)
arika.icon主人公の立場に具体性があって導入としては適切かも。その分オチが弱い気がするので、夢と関連付けたい
ひとまる.iconそうなんですよねー。今時のテンポだと30分アニメの第1話としてももう少し盛り上がりが求められる気がするので、そこが悩ましい。
ajico_k.icon起承転結があって、読みごたえが出そう
timetide.icon新人営業の生活感が面白そう。感じをうまく出せるかは人によるかも
あらすじ案(アリカ)
街角で少女の売っているココアを飲むと望んだ夢が叶うという噂が街に流れている。
辛い現実から逃避したい主人公は、半信半疑ながらもココアを口にしてしまう。
だが、見た夢は悪夢だった。親友が死んでしまう夢。親友の好きだったココアを作り、売り始めた夢。少女がココアを売っているという噂が流れ、けれど自分はその少女には出会えない。一方通行の夢。
目が覚めて主人公は再びココア売りの少女に出会う。彼女は「よかったですね」という。いい夢を見た人は二度とそこから出てくることはないのですから、と。
感想コーナー
arika.icon単に悪夢を見るのではなく少女たちのことを夢見ることで悪夢とココアの関連性を強めてみました。
ひとまる.icon こういうタイプ!見る夢自体は中立で、でもいい夢を見ると目覚められないというのは新鮮でした。
この悪夢、一体誰の身に起こった出来事だったんだ……。
もちむら.iconホラータイプの結末だ(も)
ajico_k.iconホラーとしてわかりやすいし、纏め安いと思います。世にも奇妙な物語っぽい
timetide.icon悪夢のお題を奇麗に回収できていると思う。
[*** あらすじ案(小島アジコ)
*ココア売りの少女
『眠れない夜にはココアを飲んで。』←キャッチフレーズ
私たちの街には『ココア売りの少女』の噂がある。
その少女に出会い、ココアを買って飲むと望んだ夢(幸せな時の過去)(本人では選べない)が見れる。
但し、夢にはルールがあって、夢の中で三回鐘がなると戻れなくなる。(目を覚ますことができなくなる)
オムニバス3話
主人公、ひどい両親の下でネグレクトにあってる。優しかった死んだおばあちゃんに会いたい。
思い出の中に浸る。2回鐘が鳴る。でもこのままここにいようと思って、でも、おばあちゃんの(実際に行ったこと)を思い出して、現実に戻る。
友達が、ガンでもうすぐ死ぬ。苦しい。誰も見舞いに来ないし、つらい。ココア売りの少女からココアを買ってきて、その友達に飲ませようとする。友達、夢を見る。幸せだった時の夢。三回鐘が鳴るとそのまま目覚めないから、そのまま、寝てたらいいと、友達とも話すが、夢で見たのは、友達と会う前の時の夢で、このまま死んだら友達に会えなくなるから、っていって戻ってくる。
妻と子供に邪険にされて、孤立してるサラリーマン。幸せな時の夢を見たいと、飲むが、見た夢は悪夢。高校生だった時のいじめられていたり、孤独だったり。鐘が鳴りだして、急いで戻る。
妻、「物凄くうなされてたよ、大丈夫?」心配する妻と娘。実は今の自分は幸せだったと気づくオチ。
感想コーナー
timetide.icon現実に戻らないホラーオチのパターンがないのが意外だけど、かえっていいかも
ひとまる.iconたしかに。この感じだとその方向性の方がよさそう
ひとまる.icon全体に少女は純粋に舞台装置で、そこの中での人間を描くという感じですね。良さそう
arika.icon二話目がすき。友情と命を天秤にかけて友情を選ぶのはベタだけど、今の幸せが強く滲んでいていい
もちむら.iconやさしいお話なのが逆に意外性ある(も)
当選.icon当選.icon当選.icon当選.icon当選.iconあらすじ案(もちむら)ajico_k.iconarika.iconひとまる.icon
最近ルームメイトが飲むと望んだ夢が見られるというココアにはまっている。私も機会があれば口にしてみたいと望んでいたが、ココア売りの少女は私の前には現れない。ある日、彼女は目覚めなくなってしまった。その日、私のところにもココア売りの少女が現れる。逡巡の末私はココアを飲み、「夢の世界にとらわれた友人に出会える夢」を望む。救える結末を想定。夢の世界でココア売りの少女が若干出てくる。
感想コーナー
ひとまる.icon ルームメイトがはまっているくらいに普及しているの面白いですね。夢から目覚めなくなった友人を救う話面白そう
そいねドリーマーを少し連想しました
timetide.icon主人公と友達の関係を、ココア売りの少女とパートナーの社長の関係にからめた話とかにできそう
arika.iconうわさ話じゃなくてルームメイトという点に具体性があって、主人公がココアを飲むに至る切実さがある。
ルームメイト、なにかつらいことがあったんだろうか……
ajico_k.icon百合。で、今回一番このみ。
あらすじ案(timetide)
夢見るホットココアを売る少女の噂話(ただし、してはいけないことがあるとも説明)
閉鎖的なホットココア城下町の暮らしに詰んでる主人公
せめてホットココアを飲んでいい夢を見たいと思い、少女を探す
少女からホットココアを買い、いい夢を見る
夢から醒めたくないと思い、ルールを破る
「ルールを破ると夢から醒めなくなる」という噂話の続きを思い出しながら、夢の底に落ちていく
夢の底でホットココア売りの少女のバックグラウンドを垣間見る感じで終了
※ルールを破ることで夢が悪夢に変貌するパターンと、夢から醒められないこと自体を悪夢と解釈するパターンどちらもあり
感想コーナー
ひとまる.icon 「夢の底に落ちていく」を綺麗に書けるとよさそう。技術的に高度な感じなので、自分はちょっと自信がないかも
けっこう素直な方向であらすじ出してきましたね
ajico_k.iconわかりやすくていいと思う。ただ1万文字行くには膨らませないとって感じがするけど、夢の内容を膨らませることによって、いくらでも行けそう。
arika.iconあえてルールを破ることが目的化しているのは面白い。いい夢を見たいという初期衝動をどういうふうに描写するのかが難しそう。
議論
マージするには方向性が割れていそう
夢の外側の話と夢の内側の話という側面がある
外側はひとまる.iconがよいのだが、内側はもちむら.iconajico k.iconがよさそう
ただ、単純に合体させるには食い合わせが悪い
もちむら.iconajico k.iconさんの夢は喪失的な側面があるので、その部分をひとまる.iconに盛り込んで夢の部分を作る?
がっちゃんこは厳しい。多数決で決めては => そのようになった
ひとまる.icon多数決にはいい方法があり、それぞれの案の横にひとまる.iconみたいにアイコンを置いていくという方法があります