学習する組織 4
第 4 章「システム思考の法則」
解決から生まれた問題を、解決した人は気付けない
相殺フィードバック
よかれと思って行った介入が、その介入の利点を相殺するような反応をシステムから引き出す現象
相殺フィードバックは遅れてやってくる
短期的には物事よく見せることができる
遅れは年単位のこともある
見慣れた解決策を当てはまることに安らぎを覚える
最初の状態よりも事態を悪化させることがある
原因と結果が時間的にも空間的にも近くにあるという考えを手放す
レバレッジ
小さな的に絞った行動を正しい場所で行えば、持続的でおおきな改善を生み出すという原則
レバレッジを高めるために
出来事ではなく、根底にある構造を見る
スナップショットで考えず、変化のプロセスから考える
短期で考えずに長期で考えれば一見相反するものも両立することがある
誰も悪くはない