学習する組織 3
第 3 章「システムの呪縛か、私たち自身の考え方の呪縛か?」
ビールゲームの教訓
1. 構造が挙動に影響を与える
2. 人間のシステムにおける構造はとらえにくい
3. レバレッジは往々にして新しい考え方によってもたらされる
レバレッジ
てこの力、てこ装置、(目的達成のための) 効力、影響力、借入資本利用
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何かがうまくいかないとき、誰かがへまをしたに違いないと直感的に思う
(中略)
悪人はひとりもいなかった。にもかかわらず、危機は存在していた。このシステムの構造に組み込まれていた危機があったのだ。
犯人はいなくて、みんな自分のいる領域・自分の役割の中で最善を尽くしている
他の人がいる領域・他の人の役割にどういう影響を及ぼすかわかっていない
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構造が挙動に影響を与える
同じシステムの中に置かれると、どれほど異なっている人たちでも、同じような結果を生み出す傾向がある。
わたしたち人間も「システムの構造」の一部
熱意だけでは不十分
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「われわれの目の前に敵がいる。それはわれわれ自身だ」
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自分の領域・自分の役割の中で最善を尽くしてはいるが、それの影響がわからないので、スプリントレビューにステークホルダーを呼ぶというのは改めて大事な気がした。