陋巷に在り
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紹介
聡明で強い呪術の能力を持ちながら、出世の野心なく、貧しい人々の住む陋巷に住み続けた顔回。孔子の最愛の弟子である彼は師に迫る様々な魑魅魍魎や政敵と戦うサイコ・ソルジャーだった…息づまる呪術の暗闘、政敵陽虎との闘争、影で孔子を護る巫儒の一族。論語に語られた逸話や人物を操りつつ、大胆な発想で謎に包まれた孔子の生涯を描く壮大な歴史長編、第一部。 powered by openBD
2014年10月26日
『陋巷に在り』13巻p259
ふつう巫女に選ばれた少女は徹底した性的隔離のもとに置かれるものだが、反対に媚女は巨大な性的な力を間近に置くことを求められる。幼女の頃から「素女」「玉女」の技法を徹底的に仕込まれ、また自ら内側に神を現して学び、おそるべき性の操作者となってゆく。 もはや男のためにするものではなく、自分の内なる神への供物、栄養とするべくするのである。ゆえに媚なのであり、魔女なのである。
@matsudotsuyoshi
『論語』読んでるというツイート見かけて、顔回主人公の小説『陋巷に在り』をオススメしようと一瞬だけ思ったものの、なんか今読み返したら楽しめなそうと思って、踏みとどまった。
@matsudotsuyoshi
2018年9月25日
ライトノベルの話をするDiscordにようやく自己紹介を書いたのだけれど、ラノベたくさん読みまくってる界隈の人にアニメ化ラノベを好きな作品と紹介しても意味がないなあとか思って、『陋巷に在り』を紹介しておいた(誰も読んでなさそう)。ラノベの定義外かもだけど。
@matsudotsuyoshi
2018年9月29日
正直、悪漢小説の系譜とかよくわかんないんだけど、 高島 俊男(著)『中国の大盗賊・完全版 (講談社現代新書)』という新書を読み返したい気がした。水滸伝とか、とある魔術の禁書目録とか、任侠っぽい作品はわりと好みだし、『陋巷に在り』みたいな呪術バトルものの小説とかも好きですね。
@matsudotsuyoshi
2017年4月6日
僕は、シャフトさんに酒見賢一『 陋巷に在り 』を化物語みたいにアニメ化して欲しいと思ってるけど、難しい所は現代において論語をアニメ化することに反発する勢力はリベラル派だから色々とお勧めしにくいといつも思ってる。スッゴく面白いのに勿体ない。
@matsudotsuyoshi
2015年4月19日
論語入門は最近出た『 「論語」入門: 古いからこそいつも新しい思想 』というアンソロジーがいいかなと思ってる。ただ入門といってもある程度予備知識が必要だし内容として間違いが多いが敷居が低い入門書や小説 『陋巷に在り』も加えて紹介する。
@matsudotsuyoshi
2014年10月26日
『陋巷に在り』で媚を「場」に例えていて、「媚女の放つ糸」という表現は形容矛盾だ。なぜなら媚女のわざは引力が基盤になっているから。男が使う言葉では表現できないと。ファインマンが「電磁場」について正確に絵で表すのは不可能だといったような話ですかね。
@matsudotsuyoshi
2017年10月10日
今の自分はそれほど漢文関係の本流の議論に面白さを感じないんだけど、白川静の議論は亜流として面白いから、その筋の人にとってはアレな感じだとしても、また読み返してみたい気がする。酒見 賢一『陋巷に在り』論を書いてみたい。
@matsudotsuyoshi
2015年2月17日
井上靖の晩年の小説『孔子』の読書メーターの評価がよくない。ちゃんと論語の基礎知識が頭に入っていればわりと楽しく読めるはずなんだけど。酒見賢一『 陋巷に在り 』は予備知識ゼロで一気にひきこまれる。これはすごい本だと思います。
@matsudotsuyoshi
2014年10月21日
その他
「知」はそれを適当に扱う者の目を盲にし、しっぺ返しをし、真の知から遠ざけてしまう。よって知者は決して知をおろそかにせず、ひけらかしたりしない。『陋巷に在り』13巻p88
@matsudotsuyoshi
2014年10月26日
その他
『陋巷に在り』13巻p260続 もはや男のためにするものではなく、自分の内なる神への供物、栄養とするべくするのである。ゆえに媚なのであり、魔女なのである。
@matsudotsuyoshi
2017年9月3日
その他
(ステマ)シャフトにアニメ化してもらいたい小説№1
陋巷に在り〈1〉儒の巻 (新潮文庫)
酒見 賢一(著)
論語における顔回が主人公の小説。
@matsudotsuyoshi
2017年3月7日
その他
酒見賢一『 陋巷に在り 』っていう孔子の論語をモデルとした歴史小説があって、僕はこれをシャフトさんに化物語みたいにアニメ化してもらいたいと思ってる。さっき自分のノートをみたら、孔子⇒忍野メメ、顔回⇒羽川翼 という謎のメモが残ってて笑った。
@matsudotsuyoshi
2017年11月30日
その他
論語をラノベ化したのが『陋巷に在り』だと個人的には思う。主要参考文献の白川 静の『孔子伝』も、学術的にはアレな感じなんだろうけど、まあ歴史小説を楽しむって前提ならいいのではないか()。
@matsudotsuyoshi
2015年2月17日
その他
酒見賢一『 陋巷に在り 』を教育面でオススメできない理由は、ちょっとエロい(でもまあ村上春樹とかBL程度だしそういうのに興味ある高校生なら…)、あと学術面では原文にないキャラクターが出ていること。
@matsudotsuyoshi
2014年11月6日
その他
最近読んだ酒見賢一『陋巷に在り』で、媚女の芙蓉や孔子の母である徴在が礼楽において神憑りの舞いを踊るシーンがあるんだけど、一体どんな感じなんだろうかと。巨漢である孔子が礼において舞うシーンもあって、これは「お能」に似ている描写だった。
@matsudotsuyoshi
2017年11月30日
その他
諸星 大二郎の『孔子暗黒伝』は論語入門といわれると「ちがうだろ~」感あるので、酒見賢一の『陋巷に在り』がアニメ化してくれたら(せめてコミカライズ)いいのにって思ってる。
@matsudotsuyoshi
2015年2月17日
その他
高校生以上なら(教育面や学術面ではオススメできないけど)酒見賢一『 陋巷に在り 』を読んで白川静『呪の思想』『孔子伝』加地伸行『「論語」再説』貝塚茂樹『孔子』で入門して、原文に吉川幸次郎『論語 上下』であたるのがオススメコースです。
@matsudotsuyoshi
2014年10月3日
その他
酒見賢一『陋巷に在り』全13巻?を読んでる。確か漫画版もある。これを足掛かりにして吉川幸次郎『論語 上下』朝日新聞出版 を読むといいかも。
@matsudotsuyoshi
2014年10月18日
その他
梅原猛が白川静『孔子伝』を元に小説を書きたいと言ってたが、まだ書いていないのか?酒見賢一がその『孔子伝』を元に『陋巷に在り』という顔回を主人公にした小説を先に書いてしまったことも大きかったのかもしれないない。