通信教育の大学に在籍すること
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マシュマロ垢(匿名質問サイト)
自分(某通信教育の大学の3回生(2018年12月現在))にとって、通信教育の大学に進学することのメリットとデメリットについて考えてみた。
注意.同じ通信教育の大学である放送大学とはだいぶ違うかもしれません。
例えばレポート試験の難易度や、ICTの活用度の観点で違うと思われます。
メリット
学費が安い。
自分で勉強する時間や学ぶ対象をコントロールしやすい。
自発性、内発性を養うことに繋がる。
興味をもったことに徹底的に時間を配分することがしやすい。
オンラインの勉強会などに参加しやすい。
生活費を稼ぐために、バイトを探す際に、固定シフトを入れやすい(自由な時間が作りやすいので)。
基本的に家で学べるので、通勤ラッシュに巻き込まれない(交通費もかからない)。
デメリット
遠隔地の大学の場合図書館が使えない。
自分の場合は「図書館の相互貸借を駆使して、必要に応じて都立図書館に行って調べ物をする」「複数の図書館を使う」という対策をとっている。
自分で課題をこまめにこなしていく必要がある。
誰かに助けてもらいたいとき、各ブロックで行われている勉強会に参加する必要があるが、わざわざ交通費を負担してまで行きたくない。
就活も自分で調べて行う必要がある。
留年することのメリットがあるため、就活も先延ばしにしがちになる。
レポート課題がそれなりに大変。
大学の名前次第で就活が大変になることもある。
努力しても報われないという気持ちがあって就活にも気がのらない。
コミュニティなどに在籍しないと、人脈が増えない。
友達が少なくなる可能性がある。
人生設計において、結婚などを視野に入れているならば、対人的な交流を増やすという意味でも、普通の大学に進学する方がいいのかもしれない。
家にいつもいるので、運動不足になる。
なぜ通信教育の大学に進学したのか
自分が入れる(入れてくれる)大学のカリキュラムをこなすことにあまりメリットを感じない。
自分が身につけたい力を身に着けさせるという意味で自分に適してないと判断したから。
既に学んでいることに関して再度時間を費やすのは合理的でないと判断したから。
まずお金がないので奨学金を借りる必要があるが、返済のためには就活もスケジュールどおりにこなして、卒論もそつなくこなしていく必要があり、自分には難しいと思ったから。
もっと理解したいと思ったときに、それを優先して学べば必ずカリキュラムと競合することになるので、卒業が遅れることが想定される。
自分の価値観としてはできるだけ人生において長く勉強する時間を増やしたいという願いがあって、普通の大学へ進むよりも通信教育の大学に進んだ方がそれを達成できると判断したから。
お金を稼ぎたいとか、結婚したいとか、そういった願いは持たない(犠牲にしてよい)かわりに、長く学べる機会を作りたかった。
Twitterなどを活用すれば、聞きたい分野の話を聞けるし、それは普通に大学に進むことで得られる社会的ネットワークの代替として十分だと判断した。
自分がもう少し頭が良くて、入りたい大学に入れるならば、通信教育の大学に入ることはなかったと思う。
国立と私立の大学の学費の差は、機会費用の観点でいけば、長期的には埋め合わせができるという理屈はわかるが、目的が学ぶ時間をふやすということであるならば、通信教育の方が理に適っていると思う。
なぜ遠隔地の通信教育の大学に進学したのか
教員免許が取れる通信教育の大学は数校しかないから。
当初、入学した際には、数学の教員免許を取る予定で、それは、就活がうまくいかない場合にも保険になると考えたから。
遠隔地の通信教育の大学だとスクーリングの際に交通費と宿泊費がかかって大変。
自分の在籍している通信教育の教育学部の場合、卒論は書かなくてもスクーリングで代替できる。
よって教員養成課程において教員免許を取る人はたいてい卒論は書かずに卒業しているはず。
そっちのほうが楽。
よく知らないこと
放送大学との単位互換が利くのか
単位互換がうまくいくなら教員になるのをやめたときに、放送大学に移ってたかも。