読者と主人公と二人のこれから
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紹介
――だから、わたしの初恋はエピローグのあとに始まるのです。 この物語さえあれば、他に何もいらない。この小説『十四歳』と、その中に確かに息づく主人公、トキコがいれば──
だが、彼女は俺の前に現れた。
灰色の毎日の始まりになるはずだった、新学年のホームルーム。黒板の前に立った彼女こそは、俺が手にした物語の中にいたはずの「トキコ」だった。
不器用に近づいていく二人の距離。
物語の中にいる「トキコ」と、目の前にいる「柊時子」のあいだで、奇妙に絡まってゆく想い。出会うはずがなかった読者と主人公の物語。その結末にあるものは──。
K泉ペンキ @K_izumi_penki
2017年9月24日
このラノ〆切なので自分の投票メモ。
・読者と主人公と二人のこれから
・86―エイティシックス―
・やがて恋するヴィヴィ・レイン
・ゼロの使い魔