義務教育で教えてもらいたかったシリーズ
義務教育では勉強もだけど、むしろ保険についてとか財形貯蓄とか口座の開設方法、預貯金について、通帳の保管の仕方、記帳の意味、福祉サービスを受けるには、ジェンダーについて、性的接触、お酒の断り方、暴力を受けた時の対処法、比較宗教学、国債あたりを教えてほしかったよ
義務教育や高校レベルだとレディネスが整ってないことが多いから、こういう社会に生きるうえで必要になることは何度も学びなおせるように動画や教科書などを整備しておいて、それを学ぶことが大事だと気づけるように学び直しのコミュニティに所属してそういうきっかけを逃さないようにする必要がある。
義務教育で「教えてほしかった」みたいなこと僕はほとんどないんだけど、(なぜなら自分で調べて勝手に学んできたので結果として義務教育は十分に機能したと考えているから)、ただ先生が教える力が足りないなと思うことはよくあった。でもそれは先生だけの責任ではないので。
僕自身は、教える人によって内容が大幅に変わるようなセンシティブな議論を義務教育で教えてもらいたいかというと、そうでもない。一般的にこういう風に決まっているのだ(誰がやっても変わらないのだ)ということは教えてもらってもいいかなと思うけど、理由が必要なことはその議論を無視してまで教えるべきものなのかどうか。
小中高の先生がYouTuberみたいにならないのは、(労務管理上の懸念があり)そういう先生を採用しないのではないかということが理由だろうけど、教室内で教えることを外部に公開できないというのは、色々と間違ったようなことを教えてたり教え方が下手なことが露呈しないというデメリットがあるよな。
「あれを教えろだの、これを教えてくれなかった」とかいうけど、教育学部に在籍していて、他の学生にICTについて学んでもらいたいくて、色々とアクションを起こしている身からすると、時間の余裕がなくて、しかも関心がないのなら、とてもじゃないけど、自分の専門性から離れたような内容に関して教えることができるレベルまで学習するのは難しいだろうなと。