緑陽のクエスタ・リリカ
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紹介
英雄になれなくても、誰かのための勇者になれる。
「僕は、冒険者になろうと思う――」魔術の才能がからっきしな少年、ジゼル・アンダーブルックリン。魔術師のための学校《識者達の学院》を自主退学した彼が目指すのは、冒険者だった。手始めに冒険者の集う酒場《金獅子亭》へと赴いたジゼルだったがそこで偶然、助けを求めていた半妖の少女、ミリアと出会う。ミリアは“姉のレナリアを探してほしい”という依頼を受けてくれる冒険者を探していた。《金獅子亭》の代わりにその依頼を引き受けたジゼルはやがて、とある事件の全貌を追っていくことになり……。相沢沙呼×so-binの大型タッグが贈る、持たざる者のための探求叙情詩が幕を開ける―――。 powered by openBD
晴れたら読書を:緑陽のクエスタ・リリカ 魂の彫塑
K泉ペンキ @K_izumi_penki
2015年10月24日
緑陽のクエスタ・リリカ読んだ。魔術師としてもだめ、冒険者としてもだめな半端者の少年。力のない者が、力がないなりに、人を救うことができるのかというお話。わりと泥臭い少年の頑張りを応援したくなる。他人の力を借りまくってもいい。彼にしかできないもの、彼だから救えたものがあるのだ。