用語集第0回
用語集 まとめ
学び始める前に、オリエンテーション。どのように学ぶかを考えるために、批評キーワードに着目してエッセイを書く。そのキーワードやテーマに関して疑問に思っていること、知りたいこと、分からないことなどを書き、そのテーマについて自分なりの理解を書く。そして知っている情報をまとめて、連想検索や社会学辞典などでどんな文献を読むべきかを調べる。この一連の流れで一つの記事を書く。書いた記事は学習が進んだときに何度か戻って批判し加筆していくスタイルをとる。極力過去の記述は消さないことを心掛ける。
目次
Ⅰ 自由と生(太字は大項目を示す)
Ⅱ 個人と社会
個人/法人/人格/社会/ソーシャル/貧困/労働/失業/マネジメント/ポストフォーディズム/持つ/資本主義/市場/価値/メリトクラシー/疎外/リスク/マネー Ⅲ 集団と政治
国民/ナショナリズム/コミュニティ/福祉/公共圏/親密圏/みんな/大衆/マルチチュード/政治/民主主義/代表制/コミュニズム/社会主義/マルクス主義/戦争/サヴァイヴァル Ⅳ 心と身体
トラウマ/うつ/恋する/セクシュアリティ/フェチ/気持ち/感情/脳/からだ Ⅴ 世界と表象
世界(セカイ)/メディア/リアル/ヴァーチャル/オーラ/アウラ/シミュラクラ/エコロジー/オーガニック/有機的/ツーリズム/観光/田舎/ムラ/郊外
Ⅵ 歴史と物語
物語/歴史/記憶/モダン/ポストモダン/新歴史主義/歴史の終わり/運命/決定/経験/世代/伝統とコンティニュイティ
Ⅶ 文化と表現
文化/カルチュラル・スタディーズ/文明/マイノリティ/悲劇/芸/芸術/生/生活/趣味
Ⅷ 言葉と知
コミュニケーション/シニフィアン/シニフィエ/技術/パラダイム/原子力/信じる/イデオロギー/ユートピア/革命
🔶本橋哲也『映画で入門 カルチュラル・スタディーズ』大修館書店
序章
I アイデンティティの揺らぎ
第1章 〈自己〉『千と千尋の神隠し』(日本,2001年) 第2章 〈家族〉『ハリー・ポッターと賢者の石』(合衆国,2001年) 第3章 〈子ども〉『亀も空を飛ぶ』(イラン/イラク,2004年) II 性の位相
第4章 〈女性〉『カンダハール』(イラン/フランス,2001年) 第5章 〈生殖〉『ヴェラ・ドレイク』(英国/フランス/ニュージーランド,2004年) III メディアと消費
第7章 〈演劇〉『恋におちたシェイクスピア』(合衆国,1998年) 第8章 〈スポーツ〉『ミリオンダラー・ベイビー』(合衆国,2004年) 第9章 〈音楽〉『耳に残るは君の歌声』(英国/フランス,2000年) IV 移動と定着
第10章 〈ディアスポラ〉『エレニの旅』(フランス/ギリシャ/イタリア,2004年)
第11章 〈在日〉『パッチギ!』(日本,2004年)
第12章 〈労働〉『息子のまなざし』(ベルギー/フランス,2002年)
V 暴力の現場
第13章 〈ホロコースト〉『シンドラーのリスト』(合衆国,1993年)
第14章 〈テロリズム〉『アルジェの戦い』(イタリア/アルジェリア,1966年)
第15章 〈民族分断〉『JSA』(韓国,2000年)
VI 抵抗の実践
第16章 〈難民〉『イン・ディス・ワールド』(英国,2002年) 第17章 〈帝国〉『プロスペローの本』(英国/フランス,1991年) 第18章 〈先住民〉『鳥の歌』(ボリビア,1995年) 🔶中山元『高校生のための評論文キーワード100(ちくま新書542)』(2005年)
(中山元『思考の用語辞典』と重複するキーワードには☆をつけた)
アイデンティティ
アイロニー
アウラ
アナロジー(類推)☆
アプリオリ/アポステリオリ
アレゴリー☆
異端
一元論と二元論
イデオロギー☆
イメージ
隠喩(メタファー)☆
エートス
エクリチュール
エゴイズム
エコロジー
エロス/タナトス
演繹/帰納☆
エントロピー☆
外延/内包☆
概念☆
仮象
カタルシス☆
カテゴリー
貨幣☆
カルチュラル・スタディーズ
環境
還元☆
観念☆
記憶
記号
規範☆
逆説(パラドックス)
共生☆
共同体(コミュニティ)☆
虚構(フィクション)
近代(モダン)
空間☆
グローバリゼーション
群衆 ☆?群集
形而上/形而下
啓蒙☆
現実(リアリティ)
現象
言説(ディスクール)
現存在(ダーザイン)
公共性
構造(ストラクチュア)☆
合理性・合理主義
コスモス/カオス
コンテクスト
差異☆
自己
市場
システム☆
実存
主体/客体
象徴(シンボル)
情報
自律
身体☆
正常と異常
制度☆
責任(レスポンシビリティ)☆
贈与☆
疎外☆疎外と物象化
多義性
他者☆
抽象
超越☆
テクスト
デジタル/アナログ
トポス
認識論
パトス
パラダイム☆
批判(クリティーク)
表象☆
風土☆
フェティシズム(物神崇拝)
普遍
文化と文明
分析と総合
分節☆
弁証法(ディアレクティーク)
暴力☆
ポストコロニアリズム
ポストモダン
本質(エッセンス)☆
民族と民俗
無意識☆
命題
メディア
模倣(ミメーシス)
唯物論(マテリアリズム)
有機的/無機的
ユートピア
欲望☆
理性☆
倫理
レトリック☆
🔶 中山元『思考の用語辞典(ちくま学芸文庫)』(2007年)
(中山元『高校生のための評論文キーワード100』と重複したものは除いた)
遊び
熱いと冷たい
アンビヴァレンス
異化
意識
イデア
イデオロギー
因果関係
隠喩
外部
鏡
過剰
カタルシス
価値
神
換喩
機械
気分
狂気
空間
経験
系譜学
契約
ゲーム
言語
現象
権力
光学
交換
考古学
幸福
声/音素
時間
主語と述語
消費
女性性
所有
審級
真理
正義
生産
世界
戦争
存在
力
地平
超越論的
ディスクール
テクノロジー
道具
独我論
ノマド
場
排除
パラダイム
ペルソナ/仮面
方法
翻訳
まなざし
命令
物語
野生
夢
ラング
論理
🔶田島正樹『読む哲学事典 (講談社現代新書1839)』講談社(2006)
愛と暴力
アキレスと亀
一者と実在性/真理と悲劇
イロニーとユーモア
運と偶然
可能性と反実在論
共通感覚と感覚質
言語と意味/Sinn(意味)とBedeutung(指示)/実在論と反実在論
検証主義とプラグマティズム
ここと私/意識と想像的なもの/想像的な私と象徴的な私
自然とユートピア/美と判断力
自由と問題
正義と詩人
全体論と解釈/現象学と志向性/心的な用語(mental term)と命題的態度
疎外論と物象化論
存在と存在論/数と算術/性質と類似性/実体と普遍論争
知識と信念
超範疇と超越論的
ハゲとブス
美のイデアと芸術
弁証法と(再)定義/観念論とヘーゲルの弁証法――意図と欲望
保守主義と左翼
法と革命
本質と時間/時間様相――過去・現在・未来/期待と希望
メタ言語と主体性
歴史と伝統/ヘーゲルの歴史観/反時代的
🔶仲正昌樹『いまを生きるための思想キーワード(講談社現代新書2134)』講談社(2011)
正義 善 承認 労働 所有 共感 責任 自由意志 自己決定/自己責任 「心の問題」 ケア QOL 動物化 「歴史(=大きな物語)」の終焉 二項対立 決断主義 暴力 アーキテクチャ カルト イマジナリーな領域への権利 「人間」
🔶中村雄二郎『術語集―気になることば―(岩波新書(黄版276))』岩波書店(1984)
【目次】
01 アイデンティティ 存在証明/自同律/相補的アイデンティティ
02 遊び 真面目/演劇/祝祭
03 アナロギア アイデンティティ拡散/性自認/免疫
04 暗黙知 パタン認識/棲み込み/共通感覚
05 異常 正常/理性・狂気/根源的自然
06 エロス タナトス/セックス/ジェンダー
07 エントロピー 永久機関/ネゲントロピー/開放定常系
08 仮面 霊力/神話的形象/素顔
09 記号 フェティシズム/シンボル/隠喩・換喩
10 狂気 譲渡/疎外/監禁
11 共同主観 相互主観性/間身体性/共同幻想
12 劇場国家 ヌガラ/模範的な中心/中空構造
13 交換 交通/象徴交換/過剰
14 構造論 イメージ的全体性/弁証法/言述の論理
15 コスモロジー ブラック・ホール/存存の大いなる連鎖/現実との生命的接触
16 子供 深層的人間/小さい大人/異文化
17 コモン・センス 常識/共通感覚/共感覚
18 差異 同一性/反復/差別
19 女性原理 阿闇世コンプレックス/母権制/グレート・マザー
20 身体 歴史的身体/社会的身体/精神としての身体
21 神話 箱庭療法/原初の時との接触/ブリコラージュ
22 スケープ・ゴート 王殺し/中心と周縁/ヴァルネラピリティ
23 制度 第二の自然/見えない制度/リゾーム
24 聖なるもの 宇宙樹/聖・俗・穢/自然
25 ダブル・バインド 小さな哲学者/象徴的相互行為/禅の公案
26 通過儀礼 死と再生/永遠の少年/リミナリティ
27 道化 はじまりの不在/ヘルメス/反対の一致
28 都市 メディオ・コスモス/深層都市/脱形而上学
29 トポス 土地の精霊/決まり文句/場所の論理
30 パトス パトロギー/イデオロギー/情動・情念・感情
31 パフォーマンス コンピテンス/パトス的行動/演劇的知
32 パラダイム 理論負荷性/共約不可能性/学問母型
33 プラクシス クオリティ/パフォーマンス/動的な感覚
34 分裂病 うつ病/アンテ・フェストゥムとポスト・フェストゥム/反エディプス
35 弁証法 問答法/論証法/絶対弁証法
36 暴力 供犠/法体系/呪われた部分
37 病い 健康幻想/特定病因説/痛みの抹殺
38 臨床の知 科学の知/パトスの知/生きられる経験
39 レトリック パイディアー/政治的動物/レトリックの知
40 ロゴス中心主義 反哲学/脱構築(ディコンストラクション)/天皇制
🔶中村雄二郎『術語集Ⅱ(岩波新書新赤版504)』岩波書店(1997)
【目次】
1 悪―存在の欠如/関係の解体/〈人類を進歩させていく重要な要因〉
2 アニミズム―生命感覚/アニマティズム/粘菌
3 アフォーダンス―現象学/マインドスケープ/表情
4 安 楽 死―消極的安楽死/リヴィングウィル/自然死
5 イスラム―湾岸戦争/モロッコ/ロジェ・ガローディ
6 インフォームド・コンセント―術語の翻訳/宝石箱効果/文化の翻訳
7 ヴァーチャル・リアリティ―実質性/仮想記憶/マインド・コントロール
8 老 い―〈人生の階段〉/平均寿命/老熟
9 オートポイエーシス―渦動/動的非平衡系/法システム論
10 オリエンタリズム―脱エグゾチズム/イメージの押しつけ/ヘテロピア
11 顔―観相術/顔画像のシミュレーション/《汝、殺すなかれ》
12 カ オ ス―無為自然/力学的カオス/カオスモス
13 記 憶―古代記憶術/〈方法〉の発見/想起的記憶
14 共 同 体―エゴの孤独。社会主義の実験/〈無為の共同体〉
15 グノーシス主義―異端/善悪二元論/〈悪しき造物主〉
16 クレオール―ピジン語/ポストコロニアル/カリブの〈新しい世界〉
17 宗 教―信仰心/虚無の自覚/逆光の存在論
18 儒教文化圏―沈黙の宗教/儒仏道三教/産業的儒教倫理
19 情報ネットワーク社会―informare/サイバースペース/ネチケット
20 人工生命―セルオートマトン/遺伝的アルゴリズム/〈ティエラ〉
21 人工知能―思考する機械/エクスパート・システム/ニューロコンピュータ
22 崇 高―反美学/無感動/縄文の美
23 世代間倫理―社会契約の相互性/長期責任の倫理/恩返し
24 テクネー―ヒポクラテスの誓い/アート&テクノロジー/放下
25 哲 学―生き方の確実な基礎/絶えざる自己還帰/哲学リズム節
26 日本的霊性―無分別知/もがり/生命存在論
27 脳 死―死の基準/脳幹死/人間の死
28 恥の文化―罪の文化/場所の支配/〈キタナイ〉
29 ヒトゲノム―シークエンシング/遺伝子テスト/遺伝子治療
30 秘密金剛乗―大乗と小乗/オウム教団/三毒十悪
31 ファジー集合―〈良い加減〉/コンセンサス/非デカルト的認識論
32 フェミニズム―〈女嫌い〉/ジェンダー論/日本型フェミニズム
33 複 雑 系―非線形/生きているシステム/〈カオスの縁辺〉
34 ボーダーレス―性差の曖昧化/境界例/distinguo
35 ポストモダン―ハイブリッドな建築/大きな物語の失墜/〈近代の超克〉論
36 免 疫 系―もう一つの自己/胸腺/アポトーシス
37 物 語―可能感覚/〈悟性の遠近法的短縮〉/物語vs科学
38 弱さの思想―パトスの知/行為的直観/パテーマ大全
39 リ ズ ム―振動/共振/汎リズム論
40 歴史の終わり―社会主義終焉/純粋状態のスノビズム/気概の喪失
🔶今村仁司『増補 現代思想のキイ・ワード』ちくま文庫(2006)
第Ⅰ部
ノマドロジー(遊牧論)
否定弁証法
批判理論
脱中心化(知の考古学)
呪われた部分(蕩尽)
マルクス現象
ディコンストラクション(脱構築)
スピノザ現象
第Ⅱ部
群衆
暴力
ノイズ
儀礼
全体主義
第Ⅲ部
ユートピア
第Ⅳ部
自由
オートノミー(自律性)
希望
第Ⅴ部
1政治と法
国家
リパブリックの哲学
ナショナリズム
トランスナショナル
コスモポリス
公共圏
市民/公民
法/権利
2経済
技術=経済体制
所有
3過酷な現実と倫理の再建
暴力
戦争
差別
難民
倫理
ホスピタリティー
🔶シリーズ 思考のフロンティア
■構成 全16冊・別冊1姜 尚中,齋藤 純一,杉田 敦,
高橋 哲哉 編集協力
知のパラダイム転換を如何に読み解くか.そこでは何が問われているのか.既存の知の境界を越えて焦点となっている術語-その基礎知識と最尖端の論議を踏まえ,アクチュアルな現実との拮抗関係の中で,気鋭の執筆陣が新たな思考の可能性を切り拓く.現代社会の重要なキーワードを厳選した,コンパクトな格好の入門シリーズ.
〈 全巻の構成 〉
◆アイデンティティ/他者性 (細見 和之)
◆ 市場 (金子 勝)
◆正義 (大川 正彦)
◆原理主義 (臼杵 陽)
◆脱構築 (守中 高明)
◆ 身体/生命 (市野川 容孝)
◆ 記憶/物語 (岡 真理)
◆デモクラシー (千葉 眞)
◆ 公共性 (齋藤 純一)
◆権力 (杉田 敦)
◆カルチュラル・スタディーズ (吉見 俊哉)
◆フェミニズム (竹村 和子)
◆ジェンダー/セクシュアリティ (田崎 英明)
◆歴史/修正主義 (高橋 哲哉)
◆ポストコロニアル (小森 陽一)
◆ナショナリズム (姜 尚中)
◆ 思考をひらく (姜 尚中,齋藤 純一,杉田 敦,高橋 哲哉)
思考のフロンティア 第II期
◆環境 (諸富 徹)
◆リージョナリズム (丸川 哲史)
◆精神分析 (十川 幸司)
◆クイア・スタディーズ (河口 和也)
◆教育 (広田 照幸)
◆資本 (崎山 政毅)
◆社会 (市野川 容孝)
◆難民 (市野川 容孝,小森 陽一)
◆法 (守中 高明)
◆暴力 (上野 成利)
◆アジア/日本 (米谷 匡史)
◆レイシズム (小森 陽一)
◆ 変成する思考 (市野川 容孝,小森 陽一,守中 高明,米谷 匡史 編集)
◆自由 (齋藤 純一)
◆思考のフロンティア 壊れゆく世界と時代の課題
市野川 容孝,小森 陽一 編
🔶橘玲『「読まなくてもいい本」の読書案内』筑摩書房(2015)
目次
1 複雑系
一九七〇年代のロックスター/「フラクタル」への大旅行/世界の根本法則
2 進化論
一〇分でわかる「現代の進化論」/「政治」と「科学」の文化戦争/原始人のこころで二一世紀を生きる
3 ゲーム理論
合理性とMAD/「行動ゲーム理論」は世界の統一理論か?/統計学とビッグデータ
4 脳科学
哲学はこれまでなにをやってきたのか?/フロイトの大間違い/「自由」はどこにある?
5 功利主義
「格差」のある明るい社会/社会をデザインする/テクノロジーのユートピア
🔶瀧本哲史『読書は格闘技』集英社(2016)
Round0: イントロダクション
『読書について』ショウペンハウエル vs. 『武器としての決断思考』瀧本哲史
Round1: 心をつかむ
『影響力の武器』※ チャルディーニ vs. 『人を動かす』※カーネギー
Round2: 組織論
『君主論』マキャヴェリ vs. 『ビジョナリー・カンパニー』※コリンズ
Round3: グローバリゼーション
『文明の衝突』ハンチントン vs. 『フラット化する世界』※フリードマン
Round4: 時間管理術
『ザ・ゴール』※ ゴールドラット vs. 『ストレスフリーの整理術』アレン
Round5: どこに住むか
『年収は「住むところ」で決まる』モレッティ vs. 『現代の二都物語』サクセニアン
Round6: 才能
『天才を考察する』シェンク vs. 『さあ才能に目覚めよう』※ バッキンガム
Round7: 大勢の考えを変える(マーケティング)
『ポジショニング戦略』※ ライズ vs. 『キャズム』※ ムーア
Round8: 未来
『ニュー・アトランティック』ベーコン vs. 『一九八四年』オーウェル
Round9: 正義
『アナーキー・国家・ユートピア』ノージック vs. 『正義論』ロールズ
Round10: 教養小説ー大人になるということ
『ヴィルヘルム・マイスターの修業時代』ゲーテ vs. 『タッチ』※ あだち充
Round11: 国語教育の文学
『阿Q正伝・狂人日記』魯迅 vs. 『山月記・李陵』※ 中島敦
Round12: 児童文学
『ハリーポッターと賢者の石』ローリング vs. 『しろいうさぎとくろいうさぎ』ウィリアムズ
🔶佐藤優 佐高信『世界と闘う「読書術」思想を鍛える一〇〇〇冊』集英社新書(2013)
第一章 宗教・民族と国家
第二章 家族と国家
第三章 戦争・組織
第四章 日本とアメリカ
第五章 沖縄・差別の構造
第六章 日本・日本人
第七章 文学・評伝・文芸批評
第八章 社畜とブラック企業
第九章 未来を読む
🔶石原千秋『教養としての大学受験国語(ちくま新書235)』(2000)
第一章 世界を覆うシステム ―近代
過去問①抑圧する近代合理主義
過去問②自然と共同体からの解放
第二章 あれかこれか―二元論
過去問③脱構築という方法
過去問④子どもの発見と二項対立
第三章 視線の戯れ―自己
過去問⑤自我を癒す
過去問⑥近代自我からの脱却
第四章 鏡だけが知っている―身体
過去問⑦「身体をもつ」ことと「身体である」こと
過去問⑧私の欲望は他者の欲望である
第五章 彼らには自分の顔が見えない―大衆
過去問⑨いかなる権威をも否定する権威
過去問⑩小さな差異を生きる「わたし」
過去問⑪都市が大衆を生み出した
第六章 その価値は誰が決めるのか―情報
過去問⑫弱者のふりをした権力
過去問⑬感性の変革の語り方
第七章 引き裂かれた言葉―日本社会
過去問⑭共同性と公共性
過去問⑮個人(ホンネ①)と世間(ホンネ②)と社会(タテマエ)
第八章 吉里吉里人になろう―国民国家
過去問⑯方言は言語に憧れる
過去問⑰日本語と想像の共同体
🔶対戦型哲学史
テーマリスト
B&W
「悪」の問題
「宇宙=機械」のはじまり
「科学哲学」
「科学論」について
「観念」について
「居候の哲学」と「樽の生活」
「建築」の否定
「検証」はできるか
「市場」について
「時間」について
「種」の起源
「全体性」の哲学
イスラムのアリストテレス
エントロピー増大則
カテゴリーについて
クリティカ対レトリカ
それ以外の仕方
ドイツ観念論の展開
トポスとトピカ
ニヒリズムの登場
パラドクスについて
ブリダンのロバ
ホーリズムの帰結
メランコリア
ユートピアと性1
よい大工、よい有徳者
ルプレザンタシオンについて
レトリカの擁護
愛と善意
意識の批判、無意識の批判
意識の本質
異国風哲学の存在忘却
胃袋の倫理学
引力−斥力説
運動量と力
可能世界について
可能性と現実性
可能性について
科学と仮説
貨幣改鋳者としての哲学者
懐疑論について
学部の争い
楽観論
観念について
奇跡の経済学
帰納法について
記憶と方法
記号について
技術とユートピア
共約不能テーゼ
教育と政治
経験主義の第三のドグマ
検証について
原子と単子(モナド)1
原子と単子(モナド)2
原子論と宗教
原子論と真空
現象と存在
現象を超えて
個物について
誤謬について
好い悪い
広さと隔たり
国家論
思弁哲学と批判哲学
視覚理論
事実と言明
時間と自己
時間と自由
時間と場所
自我について
自然主義倫理学
自然単子と点原子
自由意志について
質料と元素
実在性の場所
実在論について
実体的精神の批判
主語
純粋な持続は可能か
順序の問題
叙述の順序
情念について
真理の基準
真理の形而上学的基礎
神と延長
神において見ること
神の自由、世界の最善
神学と哲学の調和
進化論について
人間の発見
人間の本性
数学の位置付け
数学の基礎
数学の資格
数学の身分
数学の哲学について
世界の創造
世界は最善か
生成する神
生得観念について
精神と自然、平行論
精神と身体、松果腺と神
精神科学の基礎付け
聖書の解釈
聖書の作者
絶対知の行方
川の流れ
想像力
相対性理論論争
存在論と倫理学
体系について
体系の変形
大気、気象について
第一ラウンド後半−決別
第一ラウンド前半−蜜月時代
第二性質について
知魚楽
秩序について
抽象観念について
直観について
哲学について
哲学のはじまり
哲学のはじまりとおわり
哲学史
転倒としての唯物論
統一科学
道徳について
二つのピロソピアー
二つの精神分析
認識論と存在論
汎神論論争
汎神論論争余話
批判から観念論へ
必然と自由
必然性について
必然性について
必然性について
普遍論争第一ラウンド
普遍論争第三ラウンド
普遍論争第二ラウンド
舞台と法廷
法則
無限について
無知の避難所
唯物論と現象主義
流れと切断
量子力学の解釈