瀬戸の花嫁
https://images-fe.ssl-images-amazon.com/images/I/61JWfMqlIkL.jpg
あらすじ
瀬戸内の祖母の実家に遊びに行った満潮家の一人息子・永澄は、海水浴中に溺れた所を人魚の少女・瀬戸燦に助けられたのだが、人魚にはある掟があった。それは「身内以外の人間に人魚の姿を見られた場合、どちらかが死ぬ、または人魚の正体を知った人間が人魚の身内となる」というもの。そこで、身内になることを選択した永澄と燦は結婚する事になる。しかし、二人の結婚に反対する燦の父であり瀬戸内魚類連合「瀬戸内組」の組長・豪三郎や燦の護衛である巻き貝の巻は、永澄を抹殺せんと様々な攻撃を仕掛けてくる。そんな命懸けの日々を瀬戸内で過ごしている内に夏休みは終わり、永澄は燦と共に埼玉にある満潮家に帰ることになった。しかし、燦の事が気がかりで追ってきて、強引な方法で永澄の通う磯野第三中学校(アニメ版では磯野第八中学校)の関係者となった「瀬戸内組」の面々に、磯野第三中をはじめとする埼玉の人達は振り回される。 その後も、自称「燦の永遠のライバル」であり、人魚であるアイドル歌手・江戸前留奈が起こす、学校全体を巻き込んだ歌合戦、一方的に燦に惚れ込んで転校して来た日本一の金持ちの子息・三河海と永澄とのいがみ合い、陸で人魚が上手く人間社会に順応できているかを監視するために転校して来た役人・不知火明乃が人魚の正体を隠蔽するために繰り広げる暴走劇、さらに現れる人魚達が磯野第三中学校に、また永澄と燦に波乱を巻き起こしてゆく。