感情類語辞典
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アンジェラ・アッカーマン、ベッカ・パグリッシ=著|滝本杏奈=訳
発売日:2015年12月25日
A5判・並製|180頁|ISBN 978-4-8459-1584-2|定価:1,600円+税
http://filmart.co.jp/books/playbook_tech/emotion-thesaurus/
今東西、どんな名作にも必ずある共通点。それは、優れた「感情」が描かれていることです。
愛、憎しみ、孤独、懐かしさ……。物語を生き生きと描くためには、その渦中に置かれた登場人物・キャラクターの心理を、生き生きと「描写する」ことが不可欠です。
でも、頭で考えるだけでは、どうしてもいきづまりがちです。気づくといつも同じリアクションをさせてしまったり、ドラマ性のない説明文になってしまったり、大げさに書きすぎてリアルでなくなってしまったり、会話に頼りすぎてストーリーがおざなりになってしまったり……。こうした失敗に陥らずに、そのキャラクターらしい、自然でオリジナルな表現を生み出すには、どうすればいいのでしょうか?
本書は、人間の喜怒哀楽を項目化し、それぞれの感情に由来する行動や反応を集めた、創作者のための新しい「類語辞典」です。
本書が手元にあれば、お決まりの表現に頼らずに、登場人物をより人間らしくリアルに描き、物語を引っ張っていく魅力的なキャラクターを生み出すことが可能になります。
ある感情における、目に見える「外的なシグナル」、体の内側に起こる「内的な感覚」、心理状態を表わす「精神的な反応」、そしてその感情が強烈だったり、長期にわたる場合のサインや、本人が周囲に隠したり、自覚がない場合のサインなど……
ひとつの感情につき、60〜90個前後の「類語」が収録されています。
アメリカの小説家・小説家志望者向けの創作支援サイト「Writers Helping Writers」で読者からその実用性を高く評価され、待望の書籍化が実現した本書は、米アマゾンで星4.7点(979レビュー)、書評サイト「Goodreads」で星4.5点(‎2182票)と、多くの読者から高い評価を獲得しています。(※2015年11月時点)
小説家だけでなく、脚本家、シナリオライター、漫画家、さらには演出家や俳優など……物語の執筆だけでなく、キャラクター作りや役作りといった<人間を表現する仕事>のよき相棒として、あらゆる創作者を助けてくれる「類語辞典」です。
◎イラスト:小山健
目次
※内容は変更の場合があります。
序文
はじめに
感情の書き方:よくある失敗につまずかないために
「感情類語辞典」の使い方
<感情類語辞典>
愛情/圧倒/あやふや/安堵/怒り/苛立ち/陰気/うのぼれ/驚き/衝撃/怯え/懐古/葛藤/悲しみ/感謝/気がかり/危惧/疑心暗鬼/期待/希望/疑念/きまり悪さ/驚嘆/恐怖/拒絶/疑惑/緊張/苦痛/屈辱/屈服/苦悩/軽蔑/激怒/決意/懸念/嫌悪/後悔/好奇心/幸福/興奮/高揚感/孤独/混乱/罪悪感/自信/自信喪失/自責/自尊心/嫉妬/失望/自暴自棄/心配/崇拝/絶望/羨望/短気/同情/動揺/憎しみ/熱望/敗北/恥/反感/不安/不信/不本意/不満/平穏/防衛/満足/無関心/愉快/用心/欲望/立腹/冷笑
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