恋と嘘
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紹介
人生の伴侶は政府が指名し、恋が許されない世界。禁忌とされる、燃えるような恋心を秘めた少年・根島由佳吏の運命は‥‥!?
「嘘」は許されない。「恋」はもっと許されない。すこし未来。日本では16歳になると、政府から結婚相手が指名される世の中になっていた。根島由佳吏15歳は、日本の片隅に住む、うだつの上がらない少年。成績もスポーツも中の下。だがしかし、その胸に燃えるような恋心を秘めていた! 恋が許されない世界で、誰かを好きになってしまった少年の運命は‥‥!? 「誰かを好きになる」━━人はいつの間にその罠に墜ちるのか。人生のパートナーを国が決める世界。それは希望であり、絶望であった。どこにでもいる古墳好きの少年・根島由佳吏は、そのちっぽけな胸に、燃えるような恋心を秘めていた。恋が許されない世界で、16歳の夜、少年は、禁じられた冒険へはしり出す!!
まつど
2017年7月12日
その他
恋と嘘は、劇場版サイコパスのシュビラシステムのマッチング制度と似てて面白そう。イシグロカズオ『わたしを離さないで』から連想したけど、一話の最期の伏線が、制度が恋仲を邪魔した方がむしろ二人の仲を強く引き付けるとかそういう展開(も制度に織り込まれてる的な)になるのかなって思った。
2017年7月12日
その他
ジェンダー論クラスタの人が『クズの本懐』とか『サクラクエスト』をリアルタイム放映時に推している理由は既存の性愛規範の歪さを描いてくれるという期待が持てそうな内容だったけど、『恋と嘘』は着地点によっては保守的な結論に終わってもおかしくないみたいな懸念があって、お勧めされなさそう。
2017年9月9日
その他
思想クラスタ的に不倫についてガチで議論してまとめてくれてるのないかなって思った。個人的には『はじめての不倫学』と『下半身の論理学』を読めば大体全体像がみえてくるように思うけど。アニメクラスタ的には今季ちょうど『恋と嘘』やってるけど、不倫をテーマに扱わないのかなって思ってた。
2017年9月9日
その他
『恋と嘘』での強制婚(しかも政府が決めたマッチング)という設定の世界では、不倫に対しては相対的に寛容にしないと整合性が保てないのでは?と思ってTwitter検索したら刑事罰とか死刑とかではないかという意見が多くてちょっとびっくりした。そもそも少子化対策という設定だったし。
2017年7月12日
その他
『恋と嘘』はジェンダー論的には色々と批判がありそうな。そもそもそういう強制婚姻制度が成立する社会は、ジェンダー論的にはかなり後進的というか、もしかしたらそういうジェンダー論的な問題が起きない世界なのか、そういう問題を無いことにしてる社会なのか。