幼女戦記
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紹介
帝国という国家の砂はいずれ尽きる。ゆえにターニャは『愛国者』という仮面の裏で誓う。 己は、絶対に沈む船から逃げ出す、と。 「……転職だ。転職活動しないと」 帝国という国家の砂はいずれ尽きる。
遺された時間は、あまりにも少ない。
砂時計の砂が尽きるまでに、人はそれぞれの決断を迫られる。
ある者は、そんなはずがないと運命に目を瞑る。
ある者は、破局を拒絶する道を選ぶ。運命だとしても、大人しく滅ぶ道理があろうか。
活路を求めて彼らはあがく。
そして、ターニャもまた『愛国者』という仮面の裏で誓う。
己は、絶対に沈む船から逃げ出す、と。
「……転職だ。転職活動しないと」
しかして、社会的動物に逃げ道は乏しい。
帝国軍とは必要の奴隷なのだ。
彼らは、手段をえらばない。
2017年2月13日
幼女戦記の神にとって一番嬉しいのは、ターニャが自発的に改心することだったけど、無理だったので行動科学的に条件付ければという作戦に変えた。ターニャ自身は極力神の介入に屈しないことがよいことと思っているけど、とりあえず信じてしまえばそれが一番楽という合理性を選ばないのは不思議。