天外レトロジカル
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人々を寄せつけぬご近所の“治外法権”天外屋。そこにはトンデモない秘密とトンデモない未来が待っていた!第1巻。
masuku
5つ星のうち4.0いつもどおり
2004年7月16日
形式: コミック
浅野りんのお得意のというか、悪く言えばワンパターンともとれるけれど、とにかく「なんだか知らないけど子供を預かる羽目になった中学生」の話。Chokoアンドビーストを読んだことがある人なら、それをイメージしてもらえれば、大体そのまんまである。
絵は流石に元から完成されていた感じがあるので、このシリーズでも上手い。けれど、人に薦めれるほど面白いか、といわれると微妙だと思う。Chokoのときと違って、子供のキャラクターは精神的に大人なので、見ていて苛々するということはないけれど、その分当り障りがなくなった気もしないでもない。以前のような、感覚のずれたギャグがなくなっているのはいいけれど、やっぱりその分当り障りがなくなっている。
品質としてはやっぱりいつもどおり、としか言いようがない。良くも悪くも、そんなところである。
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秋田犬
5つ星のうち5.0浅野りんワールド
2003年6月23日
形式: コミック
浅野りん作品は、切れ味のよいギャグが多いですが、この『天外レトロジカル』も例に漏れません。(但し、ちょっと控えめですが)
大正時代を思わせる、架空の時代架空の場所での物語ですが、主人公を含め出てくるキャラクターそれぞれが、とにかく個性的で良く動き、良く喋るのでテンポ良く読ませてくれます。所々に配置された、笑いもどこか和みのある感じで、あっという間に読んでしまうことでしょう。 ちょっとした、癒し&笑いが欲しい人にはお勧めです。