俺の脳内選択肢が、学園ラブコメを全力で邪魔している
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紹介
呪われた甘草奏の能力"絶対選択肢"。それは突然頭の中に選択肢が現れ、選ぶまで消えないのだ。今日も学園で"選べ(1)上半身裸で叫ぶ(2)下半身裸で叫ぶ"なんてふざけた選択肢が出てしまった!こいつのせいで俺は奇行を繰り返し「お断り5」と呼ばれて、女子に白い目で見られ続けているのだ。そんな学園生活のなか、俺の脳内に(1)美少女が空から落ちてくるという選択肢が現れて-!?誰か俺の残念学園生活を終わらせてくれ。 『俺の脳内選択肢が、学園ラブコメを全力で邪魔している』は(誰かを好きになることでしか解けない)呪いで、絶対選択肢からどれかを選ばないと頭痛がするアセクシュアルな(≒他人に性的な惹かれを抱かない)主人公が、その呪いを解くために奔走するジェンダー論的に批判されそうなヤバい設定の作品。
②を選ぶと転生しちゃうから、①を選ばないといけない…みたいなこの作品の不条理な選択肢設定は、似たような作品である『デート・ア・ライブ』(特定の選択肢から相手をデレさせる選択を選ぶ)よりも世界観を面白くしてる気がする。 この脳内選択肢botが実質ネタバレだけど、このbotみて興味がある人は読んでみるといいかもしれない(アニメも面白い)。 『俺の脳内選択肢が、学園ラブコメを全力で邪魔している』じゃないけどさ、現実的に、こういうことを言われたら、こういう行動を心がけるというようなことをシミュレーションで学習するってありだと思うんだよね。もちろん、道徳のようなものを刷り込む手段でもあり得るので、同時に思想的批判も加えて
『俺の脳内選択肢が、学園ラブコメを全力で邪魔している』はダブルバインドのような選択肢しか与えられないけど、結局のところ、無難な方の選択肢を選ぶしかないでしょ。ギャルゲーの選択肢だと目的に応じて、最適解を探っていく感じ。両方とも大事だと思うし、そういうシミュレーションをゲーム化する